月別アーカイブ: 2009年4月

形が見えてきました

佐用町0429


 


 


 


 


 


 


佐用町0429-2


 


 


 


 



 


今日は、先月末に着工して1ヶ月経った、兵庫県佐用町のK邸リフォーム工事現場に行ってきました。


ゴールデンウィーク突入(?)に伴って現場へ向かう西行きの中国自動車道は大渋滞するかも・・・と心配していたのですが、うちの事務所からはほとんど影響なくてスムーズでした。
よかった。


 


大工工事がほぼ終わり、左官工事も下塗りが完了したので部屋の仕上がりの形がほぼ見えてきました。


すでにキッチンなど部分使用も始まっていて、クライアントのKさんは明るくなったリビングに大満足のご様子です。


こちらの提案に満足いただけた笑顔を見るのは、何よりも嬉しい瞬間ですね。
この仕事をしていて良かった、と感じます。


あと2週間くらいで工事もほぼ完了です。

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静岡にて

昨日の投稿に引き続き、静岡での話。
(と言っても、今は東京からこの記事を書いていますが)

静岡でもやはり新緑がとてもきれいでした。


材木を置いているストックヤードの脇でいくつか植物の写真を撮ったのでご紹介します。




やまぶき


 


 


 


 


 


 


 


 





 


上の写真は山吹の花です。
はらはらと軽やかな雰囲気の黄色が美しかったです。




朴の木


 


 


 


 


 


 




 


 


 


 


 







 



この木は朴(ほお)の木です。
朴の木の樹芯の色は緑がかっていて、この緑色が鮮やかに出るほど珍重されます。
朴の木の板は版画の際の版木として使われたりします。



朴の木は木材としての利用価値よりも、きっと葉の使い道の方が有名でしょうね。
飛騨の朴葉みそで使う朴葉を採る木と言ったら伝わりやすいでしょうか?
朴の葉は1枚1枚がとても大きいという特徴の他に、食品を保存する効能があるようです。


以前信州へ行った折には、この朴の葉の中におにぎりのようにくるんだちらし寿司をごちそうになりましたが、静岡の僕の田舎では柏餅を作る際にこの朴の葉で餅をくるみます。
昔の人はいろんな知恵を知っていたのですね。
感心します。

その朴の葉はこんなふうに(↓)木に生えています。
ちょっと変わった生え方でしょう?


朴の葉


 


 


 


 


 


 


 


 





 


 


今日と明日は東京都世田谷区内でリフォーム計画の打ち合わせと現場調査をした後、一旦静岡に戻り、伊丹へ戻ります。

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静岡に来ています

昨日から静岡に来ています。

現在、準備を進めている京都市内の伝統構法型新築住宅・N邸の木材の運搬作業の段取りをするためです。

静岡へ来てみると、ちょうどいい具合に昨秋に伐採した新月伐採材が山から搬出され、土場に整理されているところでした。

 

出材0424‐1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


土場に積まれた2008年晩秋伐採の新月材。
4ヶ月間の葉枯らし期間を経て、ようやく山から降りてきました。



今回出てきた木はどれもおよそ樹齢120~130年くらいの大きな木で、北斜面の標高900mという厳しい自然条件のもとで育った木のため、とってもおとなしくて目の詰まり方が良く、美しい材料です。

見ていて惚れぼれします ♪


出材0424‐2








こんな太い材料がゴロゴロしています。



出材0424

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


上の写真を見てもらうとよくわかるのですが、目の詰まり方が均一で細かく、申し分ない材料です。

このグレードなら吉野杉と比べても遜色ありません。
最高の材料です。



今回出てきた材料は来月から順次製材にとりかかっていきますが、この中でも特に長い材料(6m~9m材)は6月ごろに静岡市内で製材の見学会を行う予定です。

ぜひたくさんの方に製材の醍醐味を体験していただきたいと思っているので、また近々お知らせしますね。
どうぞお楽しみに。



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伝統構法の家って実際住んでみたらどうなんだろう?

このところ注目が高まっている、土壁と木組みだけで作る【伝統構法】型住宅。

クライアントのTさんのご協力を得て、2年前に東風で設計・施工管理を行った伝統構法型新築住宅、『木曽のみんなが作ってくれた大阪の家』の見学会を行う方向で検討しています。

木曽の家
















T さんのお宅の外観です。
家のまわりには薪がい~っぱい積み上げられています。
ある意味、存在感たっぷりです。



今回の見学会は、下記のような趣旨で企画しました。

○ 新築時(完成直後)の住宅の見学会はよくやられているけれど、それでは
  住み心地がどうだったのか?という実際のところはよくわからない
  ( ↑ まだ住んでいないのですから当然ですが・・・)

○ 伝統構法の住宅って実際住んでみたらどうなんだろう?
  住んでみた人の声を聴いてみたい

○ 東風のホームページにはお客さんの声がいろいろ掲載されているけれど
  アフターサービスとかどうなんだろう?

○ 薪ストーブって本当に暖かいの?
  薪代にすごくお金がかかるって聴いたけれど、実際どうなんだろう?

○ 土壁の家は夏涼しいって本当か?

ということを実感していただくのが今回計画している見学会の目的です。



開催時期についてはTさんから、

「時期ですが、せっかくですんで盛夏の時期でいいんちゃいます?
 うそが付けない季節で真価を試してもらったらええかなと思いますけど・・・
 どうでしょう?」

というご提案を頂いて、きっとうだるように暑いだろうと思われる8/2(日)に開催することに決まりました。
もちろん、見学会の最中はエアコンをつけません。
(というか、Tさんのお宅では普段もほとんどエアコンをつけないで過ごせるそうです)

どんな見学会になるのか僕も楽しみです。
近日中に詳細を発表しますので、どうぞご期待下さい。
正式な予約開始は5/1ごろになりそうです。
( ↑ 明日から5日ほど東京・静岡出張で留守にするので・・・)



参加してみたいなぁ、と思われる方はさとうまで
「8/2 伝統構法の家 本音の見学会参加希望」
と件名に書いて、メールを下されば先行予約を受け付けます。



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3D内観イメージパース

モデリング


 


 


 


 


 


 


モデリング0


 


 


 


 


 


 


 


日曜日に、うちの事務所で新築2世帯住宅の設計打合せを行いました。

西宮市内で今年秋に竣工予定のY様・K様のお宅です。
上の2枚の画像は、K様、Y様のお宅の内観イメージパースを当方設計スタッフが作成したものです。



このところ、東風では

このようなイメージパースを作成
       ↓
クライアントの皆様に当方事務所まで足を運んでいただいて
       ↓
打合せ室(←和室ですが)の壁面一杯に、このような画像を
プロジェクターで大きく投影
       ↓
内観イメージを確認していただきながら設計を進める

というやり方で打合せを行うようになってきました。



イメージパースを紙に印刷しただけだと、どうもスケール感がつかめなかったりするのですが、大きく投影するとだいぶイメージが掴みやすくなります。

前の記事( ↓ )に続き、これもコミュニケーションツールの進化の恩恵ですね

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とってもありがたい コミュニケーションツールの進化

先日、初めて動画のスカイプを体験しました。

やってみる前は、正直なところあまり期待していなかったのですが、やってみてビックリ!
動画もすごくなめらかで音声も聞き取りやすいし、電話よりもずっとクオリティは高いですね。

近々、東京のリフォーム現場の設計・監理を行うことになる公算が高いのですが、その打合せに使おうと思っていて、なかなか重宝しそうです。
なにせ無料ですしね ♪



ところで。

東風ではクライアントとの日常連絡に、もっぱらメーリングリストを使っています。

住宅の設計業務が9割以上なので、ほとんどのケースで情報を共有すべき人達が

 ○ クライアント―ご主人
 ○ クライアント―奥様
 ○ 東風―さとう
 ○ 東風―現場担当スタッフ

という4人以上になります。

その中で情報を時系列で整理・共有・保管するのには、普通のメールのやり取りだけでは混乱してしまって収拾がつかなくなったり、情報の偏在化が起こったりしてしまいます。

そこで使い始めたのがメーリングリスト(以下MLと省略)。
これがとっても便利です。

東風で契約しているレンタルサーバー(ホームページ用)内に、現場別・専用のMLを設置して使うので、外部に情報が漏れることも無く、大変快適に使っています。



昨今はいろんなコミュニケーションツールが便利に、しかも格安で使えるようになって、とってもありがたいですね。

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エコキュート導入補助金制度

今日、関西電力より郵便が届きました。

エコキュート(ヒートポンプ型電気給湯器)の導入に際して使える、補助金制度の第1期受付が4/23(木)より始まるようです。

エコキュート
































上記画像をクリックすると拡大表示して概要を読むことはできますが、より詳しいことはこちらのサイトでご確認下さい。

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美しい大阪

northosaka

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



今日は大阪府北部のこんな景色が見える美しいところへ打合せに行ってきました。
役得ですかね(笑)。



すでに奥様にはお会いしていたのですが、ご主人には初めてお目にかかり、とっても優しい人柄に深く感じ入りました。

帰りがけの車の中で、同行していたスタッフとともに

「やさしいだんなさんやなぁ~!」

と二人でしみじみ・・・。



これから数週間かけてこのK桟のお宅の新築住宅のプレゼンテーションを行います。




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京都市N邸 現場での準備作業に取り掛かりました

京都


 


 


 


 


 


 






昨日から京都市内で、今年末竣工予定の伝統構法物件・N邸の着工準備に取り掛かりました。

現在のところは敷地内へ至る工事専用通路の整備や近隣との間の仮囲い・仮設水道・トイレや電気などの設置にとどまっています。

近隣住民のみなさま、ご協力いただいている各方面のみなさま、工事中大変ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。



先日、当方で発行しているメールマガジンやニュースレターで、伝統構法物件の建築確認申請手続きの実態について採り上げ、読者の皆様にご報告しましたが、協議中のこの確認申請手続きももうじき山場を越えるところです。

今日は午前中に話題のアメリカカンザイシロアリに関する情報収集へ行って、その後、午後からこの現場の通し柱の木出しをしに行きます。

アメリカカンザイシロアリはみなさん関心が高そうなので、次回のメルマガ・ニュースレターで独自のホットな情報をお届けしたいと思っています。
どうぞお楽しみに。

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佐用郡でのリフォーム進行中

作用町0415


 


 


 


 


 



水曜日(4/15)に兵庫県佐用郡のリフォーム現場・K邸へ行ってきました。

床板(杉無垢材フローリング t=30 )も張りあがり、当日は天井下地の作業を行っているところでした。

まだ和室の面影が残っていますが、これから壁下地を作って左官工事などが入っていくと、だんだん和室の面影が薄くなっていきます。

( ↑ 僕は別に和室が嫌いなわけではないんですよ。
  っていうよりも和室大好きです)



ゴールデンウィーク期間中も職人さんは作業をしてくださるそうなので、連休明けにはほぼ形になりそうです。

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