月別アーカイブ: 2007年4月

杭打ち

神戸市北区で、住宅の新築工事が着工しました。
今回の現場は、施工を大阪の輝建設さんにお願いしています。

傾斜地を造成して作られた敷地のため、北側に高さ約5mの擁壁があり、それが原因と思われる軟弱地盤層があります。
そこで今回は基礎の下に鋼管杭を打つことになりました。

杭-2

↑これが鋼管杭です。
長さは6.0m

杭-1

鋼管杭打ち込み作業中。
打ち込みの際は地盤中の石などに阻まれて、なかなか素直にうまく入っていかず大変でした。

当日はすぐ近くの小学校で入学式が行われ、クライアントであるSさん夫妻も新入生の長男と一緒に登校されていました。
彼は紺色の新しいランドセルを背負っていました。
今はランドセルの色がいろいろ自由に選べて面白いですね。

あの新しいランドセルも、そのうち傷だらけになっていくんだろうなぁ・・・などと思いつつも、初々しい装いに春を感じました。

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世界に、300年先も美しい風景を

現在、引越し中につき・・・

以前のブログでも少し触れましたが、現在事務所内で引越しをしています。

引越しといっても、僕のPCを新しいものに入れ替えて、机と作業台を杉で作っただけなのですが、日々の業務に追われながら作業を進めているので、なかなか片付きません。
現在、12帖分(6帖×2間)のスペースを僕の荷物や書類等々が占拠してひっくり返っている状況です。
昨日、ようやく机と作業台が完成しました



荷物を片付けるだけならばさほど時間もかからないのですが、問題はPCの設定です。
プログラムのインストールやメールソフトのバックアップ、ホームページ作成ソフトのインストールと設定など、PCを新しくするとエライ不自由します。
(メチャメチャ仕事がしにくい)

ということで、ホームページのメニュートップにあるブログの更新日時が04/02で止まったまま更新されていませんが、これは僕がホームページ管理ソフトをまだ現在のPCにインストールしていないためです。
(↑鋭い方に突っ込まれそうだったので、先に言ってしもた)

相変わらず現場を駆け巡っている毎日(今日は神戸・西宮、明日は京都)なので、まだしばらくこんな状態が続くと思いますがご了承ください。
取り急ぎ近況報告まで。



【ヒトリゴト】 休みが取れず、花見ができない~!花見したいっ~!
        でももう散ってしまうから、今年はもうダメかも・・・

たくさんの皆様にご来場いただきました。感謝

またまたブログの更新が滞っております。
書きたいことは山積しているので、今週は少しずつ書いていきますね。
どうぞお楽しみに。

 

T邸外観

昨日、大阪府四条畷市の現場
【 木曾のみんながつくってくれた大阪の家 】
の完成見学会を実施しました。

合計15名のみなさまにご来場いただき、盛況のうちに無事終了できましたこと、厚く御礼申し上げます。
またこの機会をつくって下さった、建築主である T 様には深く感謝申し上げます。

今回はご来場の方(総勢15名)のうち、11名は建築関係者(設計事務所や工務店など)でした。
こんなことは初めてだったのでビックリしましたが、プロの方が
『見たい!』
と言って下さっているわけですから、とても光栄なことです。

案の定、質疑応答の際の質問内容はなかなか専門的なものが多く、一般の方にはちょっとチンプンカンプンだったかもしれません(ゴメンナサイ)。
でも、建築主の T さんの木に対する思い入れの深さは参加者のみなさんによ~く伝わったようです。

見学会の最中はみなさまの対応に追われて写真を撮ることができませんでしたが、みなさまがお帰りになってから、冒頭の写真を始め、何点か写真を撮ってきましたので、そのうちに折を見てホームページにもアップしていきたいと思います。
下の写真は吹き抜けのあるリビングから和室の方向をみたものです。
(冒頭のものも含め、すべての画像はクリックしていただければ拡大表示できます)

T邸リビング

今回は伝統構法の建物だったので、先週NPO法人・日本民家再生リサイクル協会のボランティア活動で行ってきた、能登での伝統民家の被災状況や伝統構法建築物の耐震性能についてもご報告しました。

能登では、感じること、学んだことがたくさんあったので、それはまた改めてブログにアップしますね。

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昨日(4/1)、大阪天満宮の門前にある朝陽会館でについての講演を聴きました。
さらに講演の後、観世流の能楽師お二人(観世榮夫氏、上野朝義氏)による能を、さわりだけですが拝見することができました。
(僕は能の予備知識が無いのでよくわかりませんが、上記のお二人の演技を観られるということは、またとない機会だったようです)


能を観るのは初めてでしたが、講演の中で能とはどういうものか?ということをお話いただいた後だったので、とても親しみを持って拝見しました。

昨日の舞は平家武士の憂いを表現しているという内容の舞でしたが、能に関するいろいろなことが少しだけわかってよかったのと、ただひたすら実際の能の演技の迫力に圧倒されました。
謡い手の言葉はやはり難解で聴き取れませんでしたが、勉強していけばもっと理解が深まりそうだと感じました。


同じエンターテイメントでも、映画などと違って、能は基本的なストーリーを把握してから観たほうが楽しめるようです。
日本文化、まだまだ学ぶことは山ほどありますね。