9月の中旬から、毎朝トレーニングをしています。
僕はメチャメチャ早起き(毎朝4時ごろ起きる)なので、朝まだ誰もいない時に、こっそりやっています。
このトレーニングは10月の10日ごろまで続けるのですが、ちゃんとした目的があります。
さて、何のトレーニングだと思いますか?
【ヒント】
1. コンクリートブロックを2ヶ(約30KG)、木の棒一本を使います
2. トレーニングに要する時間は、約15分です
3. このトレーニングをすることで、汗はかきませんが、
体のある部分が痛くなります
答えはこちら(↓)
知りたいですか?
やっぱり知りたいですか?
ほんまに知りたいですか? (←もうエエ!)
じゃぁお教えします。 (←引っ張りすぎ)
実は、肩を鍛えています。
簡単に言うと、天秤棒をかつぐようにして、木の棒をコンクリートブロックに通し、延べ30kgのコンクリートブロックを肩にかついで、近所を10分くらい歩いているのです。
これで肩が鍛えられます。(←と、師匠に教わりました)
じゃぁ、なぜ肩を鍛えるのか?
それは、四国に行ってだんじり(みこし)をかつぐのに備えるためです。
ちょっとおもしろい縁で、なぜか愛媛県・西条市の大変由緒ある祭り、
に参加させてもらって、だんじりをかつがせてもらえることになりました!
しかも、深夜1:00に始まって19:00までかつぎっぱなし!という苛酷な状況のようです。
(↑いや、実際はかつぎっぱなしではないかもしれませんが、僕がいただいた予定表ではそうなっています)
その間、よく冷えたビールとお酒は呑み放題♪
食事も食べ放題で、だんじりの後ろを飲み物・食べ物満載のリヤカーが曳航して、舁夫(かきふ:かつぎ手のこと)をサポートするそうです。
西条祭りは、伊曽乃神社の例大祭として、毎年10/15、16に行われ、地元西条のみなさまは、日本一の祭りと自負されているようです。
祭りの発祥については定かではないようですが、文献上では、寛延3年(1750年)伊曽乃神社の祭礼文書に初めて屋台(だんじり)が登場するとのことで、250年以上の歴史があります。
伊曽乃神社は、なんと西暦158年に創祀(←約1850年前!ビックリ!!)。
まつられているのは、伊勢神宮と同じ天照皇大御神(あまてらすおおみかみ)。
奈良時代には、伊予の国第一の大社として知られ、皇室との関係も深い神社とのこと。
(なお、ここでお断りしておきますが、上記の記述に政治・宗教的な意図は全くありません。
単に事実を列挙しているだけです。)
僕が参加させてもらえるようになったいきさつを簡単にご紹介します。
僕は、【 最低目標200年!古民家にならうこれからの家づくり 】というメールマガジンを2004年6月から発行しているのですが、その中の読者の1人・愛媛県西条市在住で西条祭りをこよなく愛するKさんと建築に関するメールをやりとりするうちに、
「祭りに参加してみないか?」
というお誘いのメールを頂き、それに、
「行きます、行きます!」
と、軽く返事をしたのが始まりです。
僕はてっきりギャラリーで祭り見物のつもりだったのですが、Kさんが言っていたのはそうではなく、みこしをかつぐという意味だったのです。
ココだけの話、実はまだKさんとは一度も会ったことがありません。
(メールでは100通くらい・足掛け2年くらいやりとりを重ねていますが・・・)
Kさんはこれまでに自分の家を3件建てている関係で、とても建築に詳しく、
かなり突っ込んだ話ができたので、いろんな話題で盛り上がっていました。
でも、そんな関係(どんな関係?)で重要な祭りに参加させていただき、
地元の人たちに囲まれて参加してみるのはどんな気分だろうと、今からとても楽しみにしています。
(↑部外者の参加にあたっては、地元の運営委員会で推薦者が承認を受ける
必要があり、その手続きもKさんがやってくださいました)
そんな厳粛なお祭りに参加させていただけるのに、粗相があってはいけない!
と思い、冒頭のように毎朝トレーニングに励んで肩を鍛えているというわけです。
僕が参加させていただく、Kさんの屋台(だんじり)は約150年前から、修復を重ねながら代々受け継がれてきているものだそうで、今年は石川県の輪島へ運んで漆を塗り替えたそうです。
だんじりの精巧な細工や漆の仕上がり具合も、楽しみです。
またお祭りに参加して帰ってきたら、このブログでご報告しますね。