今、あるクライアントさんと一緒になって、築40年の家のリフォームを計画中です。
この現場は、コスト面での条件が厳しい中でのリフォームになるのですが、ここでちょっとコストダウンの基本的な考え方についてご紹介します。
最近、セルフビルドという考え方が徐々に一般的になりつつあります。
できることは自分でやろう!ということから、人件費削減の手法としてセルフビルドをやりたい、と考えられる方は多いように感じますが、はっきり申し上げてセルフビルドによるコストダウンは思ったほど効果が出ません。
建築費用の5~10%しか下げられない、というのが実情です。
(なぜこんなことを申し上げられるかというと、僕は六甲山麓の家という現場で、クライアントと一緒になってセルフビルドで新築の家を1軒作った実績があるからです)
しかし、セルフビルドを行うメリットは実はコストダウンだけではありません。
建物に建築主の熱~い思い入れを込めることができるというのが、もう一つの大きなメリットです。
(↑これがあるから、僕はセルフビルドをやりたい!という方のサポートを積極的に行っているのですが)
じゃあ、どうやったらコストダウンできるのでしょうか?
新築の場合にはちょっと話が違いますが、中古物件のリフォームという場合のコストダウンの基本的な手法についてお話したいと思います。
(次回 セルフビルドとコストダウンについて~その2に続く)
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