今日、関西電力より郵便が届きました。
エコキュート(ヒートポンプ型電気給湯器)の導入に際して使える、補助金制度の第1期受付が4/23(木)より始まるようです。
上記画像をクリックすると拡大表示して概要を読むことはできますが、より詳しいことはこちらのサイトでご確認下さい。
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世界に、300年先も美しい風景を
今日、関西電力より郵便が届きました。
エコキュート(ヒートポンプ型電気給湯器)の導入に際して使える、補助金制度の第1期受付が4/23(木)より始まるようです。
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世界に、300年先も美しい風景を
昨日から京都市内で、今年末竣工予定の伝統構法物件・N邸の着工準備に取り掛かりました。
現在のところは敷地内へ至る工事専用通路の整備や近隣との間の仮囲い・仮設水道・トイレや電気などの設置にとどまっています。
近隣住民のみなさま、ご協力いただいている各方面のみなさま、工事中大変ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
先日、当方で発行しているメールマガジンやニュースレターで、伝統構法物件の建築確認申請手続きの実態について採り上げ、読者の皆様にご報告しましたが、協議中のこの確認申請手続きももうじき山場を越えるところです。
今日は午前中に話題のアメリカカンザイシロアリに関する情報収集へ行って、その後、午後からこの現場の通し柱の木出しをしに行きます。
アメリカカンザイシロアリはみなさん関心が高そうなので、次回のメルマガ・ニュースレターで独自のホットな情報をお届けしたいと思っています。
どうぞお楽しみに。
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世界に、300年先も美しい風景を
情報提供です。
昨日国土交通省のサイト内を、資料を探してうろうろしていたところ、今年度の住宅ローン減税について骨子をまとめた見やすいページを発見しましたのでご紹介します。
→ 国土交通省内の住宅税制に関する解説ページ
『決定!過去最大の住宅税制』
○ 最大控除額600万円の住宅ローン減税
○ ローンを使わなくても減税 長期優良住宅に特別控除を創設
○ 太陽光発電、省エネ・バリアフリーに関するリフォーム工事の際の減税措置
などについて、見やすくまとめられています。
興味のある方はご確認下さい。
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世界に、300年先も美しい風景を
昨日、現場から帰ると静岡から小さな荷物が届いていました。
特に何か頼んだ覚えもないので
「何だろう・・・」
と思ったのですが、箱を持った瞬間にピン♪ ときました
そう。これです、これ( ↓ )!
たらの芽です♪
やっほ~!
僕は春の山菜に目がないのでメチャメチャうれし~!
実は3月に静岡の伐採現場へ登った際にも、
「あっ、たらの木があるなぁ~」
と横目で見ていたのですが、そのときはまだ芽が出ていませんでした。
春の山菜は美味しいですよね。
僕はたらの芽以外にもこごみが大好きなのですが、先日実家に帰ったときにふきのとうでつくった味噌が食卓に上がってきたり、先日のお茶会ではぬたの中のうどが美味しかったり・・・。
どれも苦味と香りがたまりません。
で、山菜関連で検索していたらちょっと嬉しくなってしまうサイトを見つけましたのでご紹介します。
→ 食材事典
昨日は大阪府北部の山間地域に現場調査で行っていたのですが、山の木々が芽吹き始めて新緑に染まりつつあります。
山つつじもきれいだし、藤の花も咲き始めています。
街路樹のケヤキの新芽も楽しみですね。
春はとっても楽しい季節ですね。
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世界に、300年先も美しい風景を
昨日、東京都内で日本民家再生リサイクル協会の理事会があり、出席してきました。
今回の理事会ではいろいろ重要な議決事項があったのですが、その中の一つとして現在準備をすすめているプロジェクトに 『地震被災民家修復支援』への取り組みがあります。
阪神大震災に始まり、中越での地震、能登の震災など、ここ十数年で非常に大きな揺れを伴う地震が頻発しています。
これらの地震は、建築基準法上で言うと『極めて稀に(数百年に1度)起こる地震』と規定されています。
大きな地震が来ると建物はそれ相当のダメージを受けるわけですが、同じ木造住宅建造物であっても、在来工法型のものと伝統構法型の建物とでは根本的に構造が違うので
○ そのダメージを受けた建物を修復して使っても良いのか?
○ それとも危険なので壊さないといけないのか?
という判断を下す基準は全く異なります。
しかし、現在建築士会などによって広く行われている応急危険度判定と言われる判断基準などでは、在来工法型木造建築物と伝統構法型木造建築物とを「双方とも同じ木造建造物」だとひとくくりにされてしてしまっているケースをよく見かけます。
伝統構法型の民家がちょっと傾いただけで
「危険。倒壊の危険性があるので建物から避難してください」
という趣旨の紙が貼られてしまって、本当に安全か危険かの詳細な検討がなされないうちに歴史の深い伝統的な建物が解体処分されてしまうということが起こっています。
本当はまだ使えるはずの伝統的な民家を1棟でも多く救って残していこう、そのために必要な専門知識をもった経験豊富なスタッフを震災直後の被災地に迅速に派遣して、被災地の皆様の支援をしようという仕組みの整備が、今協会内で議論されています。
震災被災地では日々の生活に困られる方も多くいらっしゃるので、民家を残すための支援というのは本当に微々たるものかもしれませんが、協会に関わるみなさんの豊かな経験と特殊な技能を活かした社会貢献を実現する制度として、社会の役に立てるといいなぁと思います。
誤解の無いように申し上げておくと、我々の協会では安全かどうかの調査・判断をして、どのくらい費用がかかかるとかどんな方法での修復が必要なのか?というような相談を受けるのみで、その後の実際の工事などは地元の方に引き継いでもらってください、というスタンスで支援を行います。
「うちで被災住宅を直します」、というような営利目的で現地に乗り込むのではありません。
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昨日、西宮市内でお茶会があって出席してきました。
僕がいつも通っている裏千家流茶道の先生の道場で行われた、恒例の春の茶会です。
上の写真は、退席のときに茶席の入口(にじり口)の部分を撮った写真です。
全体の流れは正式な茶会の流れに沿って行われ、懐石・濃茶・薄茶を頂きながら、軸や道具、花やお香など趣向を凝らしたいろんなものを楽しみました。
(特に懐石料理がとっても美味しかったです♪)
また、この茶席は僕が木造の基礎を教わった鈴木工務店が施工したものなので、席に対しても特別感慨深いものがありました。
茶会に出席するのは今回で2回目なのですが、実は昨日、僕も初めて着物を着てみました。
実家の両親に
「おじいちゃんが着ていた着物で今は箪笥の奥に眠っている要らないやつとか無いかなぁ・・・」
と尋ねたところ、おじいさんのものはないけど親父のものがあるということだったので早速送ってもらって袖を通しました。
古い着物だったので袖の長さが短かったのですが、列席者のみなさまによく似合ってますねとお褒めの言葉を頂きました。
でも、着物でお茶を取りに行ったり帰ったりする際ににじっていくと、着物の裾がはだけたり、数時間正座しっぱなしで足が痛かったり・・・。
日本人だというのに、普段はしない伝統的な格好・姿勢にすっかり参ってしまいました。
情けない限りです・・・。
昨日はうちのスタッフも含めて列席者全員が着物を召していて、春爛漫の季節とも相まってとても華やかな茶会でした。
やはり女性の着物姿は美しいですね。
大切にしたい文化だとしみじみ感じました。
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上の写真は、現在兵庫県佐用町のK邸リフォーム現場で設置した床下断熱材です。
昨日、毎週水曜日の定例現場監理業務で現場へ行ってきた折に撮影しました。
この材料はエンデバーハウス社のパーフェクトバリアという商品で、ペットボトルを再生して作られている材料です。
昔から一般に良く使われているグラスウールやロックウールに比べると割高ですが、
1. グラスウールなどと違って万一濡れてしまっても水をはらみにくい
2. 材料自体の安全性が高い
(グラスウールなどは設置の際、職人の健康に害を及ぼすリスクがある)
3. 再生材料である
4. 断熱性能が高い
などの理由で、うちではこの材料を使うことも多いです。
「断熱材の素材はどうやって決めるんですか?」
という疑問を多くの方がお持ちだと思いますが、これはなかなか一言で言うのは難しいです。
1. 断熱性能
2. コスト
3. 施工性
4. 現場の納まり
を考慮して現場ごとの事情に照らし合わせて総合的に判断し、こちらからクライアントの皆様に対して
「今回のあなたの現場にはこれが合っていると思いますよ」
という形でご提案しています。
ですから、
「うちでは断熱材は絶対これを使うことに決めています!」
っていうのは無いんです。
「断熱材はどれがいいんですか?」
というのも、クライアントの皆様から毎回よく受ける質問なのですが、今は断熱材もいろんな性能・個性を持った材料がたくさんあるので、多角的な視点で材料を選定すべきだと思います。
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世界に、300年先も美しい風景を
タイトルの漢字の読み方は『のみ』です。
もちろん、あの大工道具の『のみ』のことです
大工さんはたいてい道具に対してそれぞれのこだわりを持っていることが多く、僕も(あまり詳しくは無いけれど)道具の話が好きなので、よく大工さんの道具を見せてもらっていろんな話をします。
数ある道具の中でも、僕が一番大工さんの愛情や思い入れを感じるのが鑿です。
なぜか?というのは、下の写真を見て頂ければお分かりになると思います。
これらの鑿を使っている大工の西田さんは現在40代前半の割と若い大工さんですが、これらの鑿は全て西田さんが新品の時から使っている鑿です。
もちろん購入時期はそれぞれ異なるのでしょうが、元は全て一番左ののみと同じ(またはそれより若干長い)長さがあったのです。
それをしょっちゅう研いで長い間使い込んでいくと、刃はどんどん短くなっていきます。
それで右のようになっていくわけです。
一番右の鑿もこれから使い続けていってさらに短くなっていくわけですが、こういう道具を見ると、それぞれの大工さんの道具に対する愛着や歴史を感じませんか?
昨今は木造の現場でも鑿や鉋(かんな)を使う機会がめっきり減りました。
電気道具が発達したせいもありますが、刃物でも使い捨ての刃しか使わない職人さんもいるようです。
ちょっとさみしいけれど仕方ない傾向なのかも・・・と思う一方、やはりこういう道具で仕上げてもらえるとすごく嬉しく、またありがたく思います。
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世界に、300年先も美しい風景を
三田市内の製材所で進行している、京都市N邸(新月伐採&伝統構法)の構造材の刻みレポートです。
先々週あたりから、大工さんが小屋組の丸太梁の墨付けと刻みに取りかかっていました。
真っ直ぐで直角な角材と違って、丸太を刻むのはなかなか大変です。
木材も曲がっているし、面は曲面だし。
まして丸太と丸太を継いだり(継手)、重ね合わせたりするところ(仕口)の仕事では、お互いの丸太の面(ツラ)を拾って合わせる『ひかりつけ』という作業をしなくてはならないので難しいのです。
上の写真は、小屋組みの桧丸太の継手部分の仕事です。
この継手は台持ち継ぎという名前の継手で、標準的によく用いられます。
組み合わせると下の写真のようになります。
ここからさらに材料同士がきれいに合うように仕上げていって、材の表面を仕上げればこの梁の仕事は完了です。
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