3日ほど前から、階段のデザインについて考えています。
明石市で施工中のK様のお宅で、当初は既製の階段材料を使う予定だったのですが、K様に最終確認をしたところ、
「やはり杉で作って下さい」
ということになったためです。
大工手間など追加で加工手間(=費用)がかかってくるのですが、それでも
「やってよかった」
とご満足頂けるような、歩くたびに嬉しくなる階段をつくろうと、いろいろ画策中です。
階段というのは、実は建築の中でも特に目立つところです。
人間の動作というのは、実は大半が水平移動なのですが、階段は垂直方向の移動を余儀なくされる空間です。
よって階段は、空間にある種の劇的性のようなものをもたらしやすい場所なのです。
最近はリビングに階段室を採り込んで、階段を見せてしまうデザインを良く見かけますが、そうすると空間に面白みが出てくるのは上記のような理由によるものです。
前置きが長くなってしまいましたが、昨日の朝、散歩に行って歩いている時に、ちょっといいアイデアを思いつきましたので、初めての試みですが試験加工をしてみた上でやってみようかと思っています。
材の美しさを引き立てるような加工を施し、すっきりとしたおとなしいデザインに仕上がると思います。
もうすでに、段板と側桁の材料は決定し、製材などの準備に取り掛かっています。
K様の意気に感じて、新月材のきれいな杉の厚板を用意しました。
(K様、どうぞお楽しみに)
あと熟考すべきは手摺のデザインです。
これはもう少し時間があるので、じっくり考えてみようと思っています。
3月に竣工した京都のN邸では、手摺にエクボのたくさんある磨き丸太を使って納めましたが、今回はまた違った雰囲気にしてみようと思います。
この階段も、来訪者の皆様からはとても好評でした。
「お客様の幸せのために」カテゴリーアーカイブ
けやきの日傘
先週末の土曜日(9/4)、民家再生協会の理事会に出席するために日帰りで東京へ行ってきました。
で、ボランティアだけのためにただ東京へ行くのはもったいない!と思い、早朝ののぞみに乗って、以前から行きたかった江戸東京たてもの園に行ってきました。
僕が見たかったのは、近代建築の巨匠・前川國男氏の自邸です。
上の写真がその建物です。
とてもシンプルな真四角の平面形の上に、1枚の大屋根をガバっと架けたシンプルな構成ですが、内部は吹き抜けに面して大きな開口部を設けたリビングが中心に据えられ、なかなか味わい深い空間になっています。
で、そういう空間構成はあらかじめ図面などを見て知っていたのであまり感銘は受けませんでしたが、実際に現場に行ってみて
「いいなぁ~♪」
と思ったのが、庭に立っている大きなケヤキです。
写真の通り、このけやきが大きな日傘となって、建物をすっぽり影で覆っています。
僕は暑さに弱いので、こんなケヤキが庭に2本あって、夏の間は家ごとすっぽり木陰に隠してくれたらどんなにいいだろう~ ♪ なんてことを考えてしまいます。
ケヤキは落葉樹ですから、冬になれば全部葉を落して丸坊主になり、冬場は陽光をさんさんと通してくれますしね。
でも、落ち葉の時期は軒樋の掃除でちょっと大変かもしれませんね。
僕はもし自分の自宅なら
「そんなこと一向にお構いなし」
と割り切りますが、あなたはどう感じたでしょうか?
そんな前川邸で、もう一つ「いいなぁ~」と思ったのが、いろんなところに使われている大谷石です。
上の写真は玄関土間とポーチの仕上材として敷かれているものですが、素朴で落ち着いた質感がとってもいい感じでした。
土間仕上材以外にも、外部の塀などに同じ大谷石が使われています。
大谷石にはゼオライトという成分が含まれていて、これがいろんなものの劣化を遅らせる役割を果たす、と言われています。
北関東の方に行くと、大谷石の切石で造られた蔵をよく見かけますが、あれは米倉としてはとてもいい保存力を発揮するようです。
木造建築 東風(こち)では、日本の伝統的な技術を活かした、控えめで美しい木造住宅を作り続けています。詳しくはこちらのホームページをご覧下さい。
秋空、でしょうか
今日で10年。みなさま、いつもありがとうございます
今日はちょっと特別な日です。
僕が事務所を立ち上げてから、今日で満10年を迎えました。
2000年9月3日に独立して営業を始めてから、ちょうど10年です。
何とかここまでやってこられたのは、まわりの皆様のおかげだと感謝しております。
本当に、本当にありがとうございます。
今、僕の心の中にはいろんな方々の顔が次々に浮かんでいます。
心より御礼申し上げます。
創立日をなぜ9月3日にしたのか?というと、それは僕が大好きなドラえもんの誕生日だからです。
(ドラえもんの誕生日は2112年9月3日)
ではなくて、僕の父の誕生日だからです。
父は建築とは無縁の仕事をしていたサラリーマンだったので、特に深い意味はないのですが、営業開始が9月初旬になりそうだということで、どうせなら忘れにくい日を選ぼうと思い、父の誕生日=創立の日とした、というわけです。
( ↑ これはホンマの話)
10年間って、あっという間ですね。
僕は何分不肖者ですから、いろいろと大変なことが次から次へと起こってくるのも当然だと思っていますが(恥)、大変なことが起こるだけ喜びも大きかったように思います。
いつも東風を支えて下さっている皆様のためにも、これからも努力・前進を続けていきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
【お知らせ】
9/5(日)に兵庫県明石市内で構造見学会を開催させて頂くことになりました。
見学の機会を与えて下さるK様に感謝。
当日は構造見学会ならではの企画として、他社とはちょっと違う白蟻対策などについてもお話ししたいと思っています。
詳しくはこちらをご確認の上、お申込み下さい。
飛騨の民家
今日は、先日行ってきた飛騨で撮ってきた写真を2点ご紹介します。
まず1点目は世界遺産・白川郷の近くで撮った合掌造りの民家
この写真を撮ったのは8月21日だったのですが、ご覧のようにすでに穂が垂れていました。
朝晩は20度前後まで気温が下がり、大変涼しかったですよ。
次は高山市内の吉島家。
土間上部の吹抜けです。
大きな丸太の梁は赤松、柱は桧でした。
日本の民家では、こういった空間に太い丸太をたくさん組み合わせて重ね、力強さを感じさせる建物が多いのですが、この吉島家は意図的に丸太を減らして、多くが角材によって構成されています。
使われている丸太も曲がりの少ない、端正なものばかりが選ばれていて、空間に緊張感があって柔らかく、女性的な建築だと言われるのももっともです。
吉島家は、座敷も材料の選定や構成など、全てが細部にわたって非常に端正で
繊細なつくり方がなされています。
棟梁は名工と言われた西田伊三郎氏。
飛騨市古川町にある八ツ三館という旅館もこの西田棟梁によるものだそうですが、10月には古川町へ行く予定があり、この八ツ三館にもおじゃまできそうです。
どんな建物だろうかと考えると、今から楽しみです。
近いうちに図書館へ行って、西田伊三郎棟梁のことについて書かれている本を探してみたいと思っています。
和室の釘、いろいろ
高山市の吉島家、第2弾です。
茶道に関係した、和室で使う特殊な金物をご紹介します。
↑ これは茶室の天井、炉のほぼ真上に取り付ける釜蛭釘(かまひるくぎ)です。
茶道の世界では、3月だけはこの釜蛭釘から鎖で釜を吊り下げて使います。
その時だけ活躍する蛭釘です。
蛭釘には、このように釜を吊り下げる釜蛭釘の他に、花篭を吊り下げるための花蛭釘(はなひるくぎ)などもあります。
釜蛭釘とはこんなものです。
次は茶室ではなく、隣接した座敷に用いられている釘を。
床の出書院に見つけました。
(水色と赤矢印部にあります)
これらは必ずセットで取り付けます。
お茶事の中盤で「席入りの準備ができましたよ」というお知らせのために銅鑼を鳴らすのですが、その銅鑼を吊るための釘(赤矢印部)と、銅鑼を叩く撞木(しゅもく)を吊り下げておくための釘(水色矢印部)です。
↑ まずこれが赤矢印部についている、稲妻釘(いなづまくぎ または喚鐘釘:かんしょうくぎとも言います)です。
お茶事の際には、ここに銅鑼や鐘などを吊り下げておきます。
稲妻釘はこんなものです。
↑ で、銅鑼や鐘を鳴らすためには木槌のような形をした撞木(しゅもく)という道具が要るのですが、その撞木を吊り下げておくための撞木釘がこれです。
必ず2本1組で使いますので、ここにまたがせてぶら下げておくわけです。
撞木釘とはこんなものです。
お茶事に関係した和室の金物は、名前や姿が風流なものが多いのですが、他にもまだまだいろんな金物があります。
あなたもぜひお座敷で探してみて下さい。
今の季節活躍するのは、蛍釘(ほたるくぎ)ですね。
と言っても、昨今蛍釘が活躍する機会はなくなりましたが・・・。
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畳の縁
8/22(日)の午後、飛騨市での研修を終えた後に、1人で高山市に行き、久しぶりに吉島家住宅(国指定重要文化財)を見学してきました。
吉島家は築年数こそさほど古くはない(築後約100年)のですが、木造建築の世界では最高峰の完成度を誇る住宅建築として大変有名な建物です。
その上、どれだけハイシーズンに行ったとしても、ほとんど見学者がいない、という点も特筆すべきですが(笑)。
僕が初めて吉島家を見たのは、今から18年前のことです。
正月しんしんと雪が降る中を、3日間朝から晩まで通いつめて、震えながら主な座敷を隅々まで実測したり、スケッチをしたりして自分なりに調べました。
それからも何度か吉島家を訪れていますが、何回行ったかは忘れました・・・。
久しぶりに訪れた吉島家では、いくつかネタになりそうなものがあったので、数回に分けてお話したいと思います。
今日は畳の縁(へり)について書いてみます。
下の写真は、吉島家の2階の一番奥の座敷の畳の縁です。
何の変哲もない縁ですね(↓)。
最近は和室のない家が増えているので、設計していても
「畳の縁の色・柄をどうしますか?」
と聞く機会も減りました。
しかし、畳を入れるお宅で畳の縁のサンプル帳を持っていくと、おとなしいグリーンやグレーの薄く柄の入った縁を選ばれ、「どっちにしようかなぁ~」と悩まれるケースが多いです。
きっと、マンションなどで一般的に使われている畳の縁が、グリーンとかグレーの柄入りのものが多いのがその原因でしょうね。
そこからいろいろとお話をして色や柄を決めていくのですが、僕がおすすめする色は大体決まっていて、黒無地、こげ茶無地、黄色無地のいずれかです。
でも圧倒的に黒無地が多いですね。
特に茶室などでは、まず黒です。
柄の入った縁は、まずお薦めしません。
理由は単純で、部屋の空気が締まらないから。
黒/こげ茶の選択は、床柱や床脇などの材料との取り合わせや、使われる予定の座卓、隣接する部屋との連続感や目的などから総合的に判断して助言を行います。
黒や茶だと縁の存在感が強すぎて馴染まない、という方には黄色の縁をお薦めします。
理由は、黄色の縁だと使っているうちに畳表が日に焼けて、縁の色とイグサの色が近くなってくるからです。
最近は床の間を持たない、座敷というよりは畳ルーム、みたいな部屋を作りたいというケースも多いので、そういう時は縁無しの畳(琉球畳)を所望される方が多いですね。
実は琉球畳の表はただ単に縁がない、というのではなくて、普通の畳表とは織り方も目も全く違います。
で、普及価格帯の畳の価格と比べると、同じ面積で普通の畳の約3~4倍くらいになります。
琉球畳の方がずっと高いのです。
これを言うとみなさんビックリされますが、実はそうなんですよ。
畳の話は、実はもっともっとたくさんあるのですが、尽きなくなってしまうのでこの辺でやめておきます。
明日は吉島家で見た別のネタをもとに書いてみたいと思います。
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飛騨の杣そま)職人
先週末、飛騨市の宮川町と古川町に行ってきました。
日本民家再生協会の中の部会・日本建築研鑽会が主催した、第3回目の研修会に参加するためです。
今回の講師は、飛騨市宮川町在住の荒木昌平さんという若い大工さんです。
荒木さんは昔ながらの道具を使って製材を行う、杣(そま)職人としての研究・活動も行っており、今回はその実演と説明をして下さいました。
現代において【製材】というと、帯鋸(おびのこ)製材機を使った製材手法がほとんどで、ごくごく稀に大鋸(おおが)という大きな鋸(のこぎり)で製材することもありますが、荒木さんが杣(そま)大工として原木を製材する際に使うのは、斧とチョウナです。
以下にその手順をご説明します。
杣(そま)職人が原木の製材を行う場所は、本来は伐採現場である山なのだそうです。
山の斜面に【りん】と呼ばれる台を下の写真のように組み立て、その上に製材する丸太を積み、1本ずつ製材していきます。
1 (↑)まず斧を使って丸太の側面に切り込みを刻んでいきます。
振り下ろし時の原木への切り込み角度は、原木の軸に対して約45°といったところです。
最初は根元から末口に向かって、次に末口から元口に向かって切り込みを入れます。
2. (↑)切り込みを入れたら、丸太の軸とほぼ平行に斧を入れて、丸太の側面を削いでいきます。
これで1面の荒バツリが完了です。
3 (↑)1面ができたら丸太を90度回して、ハツった面を下に向け、次の面を同じように製材していきます。
(↑)2面ハツり終えたところ。
下面と手前の面にツラ(面)ができました。
ハツった面の詳細はこんな感じ(↑)です。
古民家の梁でこういう雰囲気のものを見られたことがある方は多いのではないかと思います。
実際、こうやってハツった原木を仕上げるためには、この後チョウナでもう少し面(ツラ)を平滑にして、その後さらに鉋(かんな)をかけて仕上げます。
(この日は時間の都合上、チョウナと鉋をかける工程は省きました)
こうやって斧とチョウナと鉋を使って行う製材でないと、下のように曲がった梁を曲面で仕上げることはできません。
製材機や鋸では、この曲面は出せないのです。
どこでも見かけるような何の変哲もない梁のようですが、実はこれを作ろうと思ったら大変なことになるんですよね。
実演して見せて頂いたおかげで、本当によくわかりました。
荒木さん、どうもありがとうございました。
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できたらいいな♪
日本のように四季がはっきりしているところに家を建てる場合、家の性能を季節によって変えられたら良いのになぁ・・・と思うことが良くあります。
例えば、
1. 冬はトップライトがあると、暖かくて明るい
⇔ でも夏はトップライトなんてあったら暑くて暑くて死にそう!
2. 冬は吹き抜けがあると暖気が上に逃げてしまうので寒くて嫌だ
⇔ でも夏は熱気が上に上がってくれ、冷房の冷気は下に下りてくれるので吹き抜けが欲しい
3. 夏は西面に窓があると暑くてイヤダ!
⇔ でも冬は西面からの太陽がありがたい・・・。
こういうことってありますよね。
実はトップライトの問題などは、衣替えのような形で対応できそうな案が僕の頭の中にあるのですが、うっかり忘れた頃に台風が来たりすると危ない・・・とか、クリアすべきいろんな課題があります。
でも、【衣替えができる家】ってすごく良さそうだと思いませんか?
コンセプトとしては、日本の住環境にぴったりだと思うんですが、あなたはどう思いますか?
実際、日本の伝統家屋では衣替えをしていましたしね。
冬になると雪国では雪囲いをしたり、夏になると紙障子を簾戸に入れ替えたり。
現代住宅の衣替えを考えてみようかな。
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失敗が世界を広げてくれる
東風では自社で原木を買って、製材所にお願いして丸太を製材してもらい、静岡のストックヤードで木材を自然乾燥させてストックしています。
よほどこだわる大工さんや工務店さんでも、最近はなかなかそこまでやる人はいませんが、それでも東風が原木の伐採時期からこだわって取り組む理由は3つあります。
1つ目の理由は、市場では入手できない木材を入手するため。
2つ目の理由は、原木の製材が好きだから。
そして3つ目の理由は、自分たちの木を見る目・木材に対する知識を得るためです。
僕らは木造建築を設計する・つくることにかけてはプロですので、自分たちの確固としたスタイルを持っています。
( ↑ もちろん、日々進化し続けてはいますが・・・)
しかし、木材をつくることに関してはまだまだ試行錯誤の側面があり、材木屋さんや製材所、林業家など、みなさんにいろんな知恵を教えて頂きながら学んでいますが、当然失敗もしています。
そして失敗すると、当然その損害は【¥】となって自分に跳ね返ってきます(苦笑)。
「そんな失敗や損害を被るのなら、原木なんて買わなければいいのに・・・」
というのが普通の考え方だと思います。
実際、木材を材木屋さんから買っていれば失敗のリスクは格段に低くなるのですから。
しかしそれでは僕自身の目指しているところまで絶対に到達できないのでダメなのです。
実は昨日も、事務所でストックしていた木材の管理状態が悪かったせいで、処分せねばならない木材が発生しました。
今朝は早朝からそれを片付け、整理し直しました。
しかしこうやって何度も何度もいろんな失敗をして、その痛手を自分で受け止めていると、次々にいろんなことが判ってきます。
書物には絶対書かれていない知識を得ることもできるし、生き物の生態・神秘を感じることも度々です。
見えないものが次々と見えてきて、世界が広がり続けていきます。
よく「失敗は成功の基」と言いますが、僕はそれだけではないような気がします。
確かに、失敗は同じ失敗を繰り返さない自分を生み出します。
しかしそれと同時に、
失敗は【失敗しなかったら行けなかった場所や深層】に連れて行ってくれると思うのです。
やはり、自分で失敗してみて、やってみて、苦しんでみないと世界は広がらない。
最近、つくづくそう思います。
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