来年神戸市内で住宅の工事を計画している i さん宅で使う床板用材を採るためです。
伐採に協力して下さったのは、奈良県吉野で林業を営む福本林業の福本さんです。
福本さんには、今回の新月期(10/31~11/5)で床板を採るための桧の原木を11本伐って欲しいとお願いしています。
昨日は建設業界に携わっている僕の友人2人も見学会に参加して下さったのですが、林業一筋を進んでこられた福本さんのお話は大変勉強になったとおっしゃっていました。
来年神戸市内で住宅の工事を計画している i さん宅で使う床板用材を採るためです。
伐採に協力して下さったのは、奈良県吉野で林業を営む福本林業の福本さんです。
福本さんには、今回の新月期(10/31~11/5)で床板を採るための桧の原木を11本伐って欲しいとお願いしています。
昨日は建設業界に携わっている僕の友人2人も見学会に参加して下さったのですが、林業一筋を進んでこられた福本さんのお話は大変勉強になったとおっしゃっていました。
一昨日から大阪府豊中市服部緑地内の日本民家集落博物館で開催している、民家再生相談会は本日夕方までです。
昨日僕は当番だったので午前中は会場にいました。
会場内には古民家再生の事例写真を紹介した展示パネルや、リーフレットが置かれています。
来場者のみなさんには、古材でつくったコースターをプレゼントしています。
古民家の改修や維持管理などでお悩みの方、もしよろしければお出かけになってみてください。
日本民家再生協会の実務経験豊富な登録事業者のみなさんが、丁寧に相談に対応して下さいます。
先週末、和歌山県田辺市へ伐採の現場を下見に行った帰り、和歌山県内在住の友人・Uさん宅へ寄ってきました。
このUさんはスゴイことをやっています!
「海の近くで、囲炉裏のある古民家に住んで、釣り三昧の生活をしたい」
というご自身の夢を実現すべく、
公務員(もちろん技術職ではない)を定年退職した後
→ 職業訓練学校に行って大工の技術を勉強し、
→ 実際にまず1軒小屋を建ててみてからそこに住み始め、
→ 現在は2棟目となる、母屋の移築工事を行っています。
平たく言うと、大工さんではない一般の素人の方が、1年間勉強をして移築再生をしている、ということです。
しかも筋交いを使わない伝統構法で、竹小舞×土壁仕様です。
これ、プロの大工さんが刻んだのではなく、ほとんどUさんが1人で刻んだものです。
さすがに建て方とか屋根葺き作業とか、土壁塗りなどは友人ボランティアの仲間のみなさんがしょっちゅう(笑)手伝いに行っていますが、それでもみんな素人の人たちです。
すごいパワーですよねぇ~。
本当に、心から賞賛します。
Uさん、これからも頑張って下さい。
註 「もしかして僕にもできるんじゃないか・・・」と思ったあなた。
率直に言って、安易に手をつけるのはやめて下さい。
Uさんはきちんと学んで、いろんな現場で実践を積んで
さらに、友人にメチャクチャ恵まれたのでできているのですが、
誰にでも真似ができる芸当ではありません。
ご参考まで。
一つ前の記事に書きましたが、和歌山県田辺市での新月伐採見学会を延期しました。
日程が10/31→11/3(水・祝)に変更になっています。
参加される方は、必ずこちらからあらかじめお申込み下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。
10/31(日)に予定していた、和歌山県田辺市での新月伐採見学会は、台風の通過に伴う悪天候が予想されるため、日程を順延することに致しました。
【日程変更】 10/31(日) → 11/3(水・祝)
取り急ぎお知らせいたします。
今週末の土日に、大阪府豊中市の服部緑地内にある、日本民家集落博物館にて、古民家に関するパネル展示・相談会・講演などが開催されます。
主催は、日本民家再生協会 近畿地区運営委員会で、僕も10/30(土)の午前中(10:00-12:00)は相談員として現場に座っております。
古民家を取り巻く相談は
○ 物件や材料の探索 (古民家・古材)
○ 資金(物件所在地が市街化調整区域などの場合、融資を断られる)
○ 施工(耐震補強、リフォーム)
など多様化しています。
そこで具体的な施工例をパネルやパンフレットで紹介し、古民家へのあらゆる相談に古民家再生のプロがわかりやすく回答する相談会を実施し、困っている方のお役に立ち、情報提供したいとの思いから開催を企画しました。
当日の講演内容など、詳しくはこちらに掲載されていますのでご確認下さい。
みなさまのご来場をお待ちしております。
前回の記事でもお知らせしましたが、10/31(日)に和歌山県田辺市の山中で、桧の新月伐採見学会を開催します。
左の写真は4年前に伐採した桧の写真ですが、静かな山の中で、大きな木がゆっくり倒れていってド~ンと音を立てて倒れる様はとてもダイナミックで、同時に感慨深いものがあります。
直前のお知らせになってしまったため、開催日まであまり日がありませんが、
詳しくはこちらからご確認下さい。
10/31(日)に、和歌山で新月伐採見学会を行います
今回伐採を行うのは熊野古道で有名な和歌山県の田辺市の山中です。
国道から5~10分の沢蟹や猪の住む豊かな山で、樹齢70~90年生の桧を伐採します。
今回伐採する木材は、神戸市内で来年建てる住宅の床板として使う予定の材料。
新月期に合わせて伐採し、2ヶ月葉枯らし乾燥させた後、年明けに製材して約4ヶ月自然乾燥させて使う予定です。
【 日 程 】 10/31(日)
【伐採現場】 和歌山県田辺市合川
【集合場所と時間】 ◆ 交通手段が電車の方
『JR紀伊田辺駅』 ⇒ 09:45集合
◆ 交通手段が車の方
『道の駅・ふるさとセンター大塔』
⇒ 10:40集合
【 持 物 】 昼食、軍手
※ 少し山を登るので、ズボン等動きやすい格好でご参加下さい。靴は運動靴で大丈夫です。
※ 現場が急斜面・狭い道幅となっている都合上、今回は小学生未満のお子様はご遠慮下さい
※ 15:00ごろ伐採現場付近にて解散の予定
お申し込みはこちらからどうぞ。
週末、飛騨市へ行っていました。
NPO法人・日本民家再生協会主催の【民家フォーラム2010 in 飛騨市】に参加するためです。
飛騨市へ行くのは今年に入って3回目です。
5月・8月にも行きました。
今回は車で行ったのですが、白川郷から飛騨市へ抜ける天生(あもう)峠の道沿いでは、色付き始めた木々が美しかったです(↓)。
飛騨の紅葉見頃はもう少し先だと思いますが、近畿周辺とは違ってやはりだいぶ気温が低いんですね。
古川市内で早朝の散歩をしたときには、もう吐く息が白くなっていましたよ。
民家フォーラムでは1日目に飛騨市古川町のまちなみ見学を行い、地元のボランティアガイドの方が町の中のお寺や民家を案内して下さったおかげで、普段は見られない貴重な個人宅の中などを見せていただくことができ、大変良い企画でした。
ちょうどこのまちなみ見学ツアーの際にカメラを忘れてしまって、写真が1枚もありません。
残念・・・。
民家フォーラム2日目は、飛騨市内の宮川町という山村に場所を移し、集落の見学とシンポジウムが行われました。
下の写真は種蔵地区という集落の風景です。
小さな板倉が多数点在し、傾斜地につくられた棚田と民家がとても美しく、穏やかな時間が流れていました。
民家フォーラムでは、最後にシンポジウムが行われ、4名の方から民家再生やまちづくりなどに関する事例発表があり、いろいろと考えさせられました。
美しい民家がたくさん残っている集落では過疎化が急速に進み、若い人たちは減少して学校や病院が統廃合され、残すべき日本の民家や暮らしは、存続が大変難しくなっている現状が痛いほど伝わってきました。
僕にもできることがあるはずだ、と考えて飛騨市を後にしましたが、自分自身どのように行動すべきか?については、まだまだ考えなくてはなりません。
しかしとても良い機会でした。
企画・運営に携わってくださった多くの皆様、本当にありがとうございました。
10/11(月)に、神戸市で来年着工予定の i 様邸内観イメージパースを提出しました。
東風ではいつも、建物の間取りが決まったら、次にこのようなイメージパースを作成します。
それで建物全体のイメージを大まかに掴んで頂いて、全体の方向性を大きく示した上で、建物の詳細設計に進みます。
上の画像は、リビングからキッチンの方向を見たところ。
左手に見える障子の向こうには既存の和室があって、リビングとつながっています。
リビングの上部には2階が載っていない(=平屋)ので、その小屋組み(梁や桁、垂木や野地板など)を全て化粧仕上げとして、垂直方向の開放性や空間の面白みが出るようにしています。
この画像は2階の子供室の内観イメージです。
南側に設けた窓の下には小屋裏を利用した収納スペースを設けています。
2階も小屋組みは露出させる予定です。
屋根面の断熱は、化粧野地板の上に断熱材を充填する方法で行います。
図面が2次元から3次元になると、一気にいろんなことが見えてきますし、何より一般の方にもわかりやすい、というのがいいですね。
東風ではいつもこの画像を壁面に大きくプロジェクターで投影して、クライアントのみなさまにご確認いただいております。