昨日に引き続き、静岡ネタをもう一つ。
(お詫び:1/6-7で静岡に行ってきました。
そのときの記事をアップしたつもりだったのですが、なぜか消えてしまったようです。
近々またアップします。)
最近は全国的にもかなり知られてきていますが、僕にとって「はんぺん」と言えばコレ(↓)でした。
これ、見たことありますか?
黒はんぺんというものです。
横から見るとこんな形をしています(↓)
昔は静岡県中部地方(しかもスーパーなどの大衆店)でしか取り扱われていなかったようですが、いつ頃からか知られるようになり、今では静岡県下で広く販売されていて、静岡県内の高速道路のサービスエリアでは必ず店頭に並んでいるB級グルメ品です。
おそらく静岡おでんが注目されるようになったあたりからではないかと思うのですが、静岡ではおでんのはんぺんといえばコレしか入っていませんでした。
僕は中学生くらいになるまで、全国的にはんぺんと言われるあの白くて四角い練り物を知らなくて、親父の仕事の転勤で静岡から札幌に引っ越した時に初めて白はんぺんを見ました。
白いはんぺんを初めて見たとき、中学生の僕は
「何これ?」
と母親に聞いた覚えがあります(笑)。
この黒はんぺん、実はいろんな食べ方があるのです。
新しいものは刺身で食べられるし、おでんや煮つけのほか、フライにすると美味しいんです。
で、静岡に行くといつも黒はんぺんを買って帰ってきます。
スーパーや高速道路のサービスエリアで売っているものは保存料が入っていたりして日持ちするのはいいのですが、ちょっと固くて味や食感が今ひとつなんです。
そして今回うちの母親(←もちろん静岡出身)に教えてもらって、美味しい黒はんぺん屋さんに行って買ってきました。
静岡市五月町にある河忠商店という昔からある古い店(※)なのですが、ここの黒はんぺんはふっくらと柔らかくて甘みが強く、とっても美味しいです。
(※でも今見たらグーグルマップに載っていました。驚)
店に入るとおじいちゃんとおばあちゃんが二人ではんぺんを作っていました。
静岡駅からはちょっと離れているので、歩いていくと30分くらいかかりそうですが、一押しの黒はんぺんです。