[Title] New Mexico Night
Designed & produced by Tadao Arimoto
(画像をクリックすると、拡大できます)
今日は、僕が尊敬している友人をご紹介します。
僕よりもずっと年上の方なので、友人と呼ばせていただくのは
おこがましい気もするのですが・・・。
僕にとってはとても大切な方で、大変大きな影響を受けた方です。
有本唯夫さんといいます。
現在、USA・ペンシルバニア州ピッツバーグ在住の木製家具作家です。
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元々は京都出身の方ですが、アメリカの女性とご結婚され、
約30年前に向こうへ移り住まれたと聞いています。
有本さんは僕の元上司(←この上司もまた素晴らしい方です)
の高校時代の同級生で、僕は前の職場での仕事を通じて知り合いました。
最初に掲載させてもらった写真は有本さんの作品(ローテーブル)
ですが、彼はとても研究熱心で、かつ独創的です。
アメリカで家具を作っているのに、日本の槍鉋(やりがんな)や、
ちょうなを使ったり、漆で仕上げたりもしています。
毎年ピッツバーグで行われている、エイズのためのアーティストによる
チャリティーオークションにも出品し、1st Prize (最優秀賞)も獲得されています。
有本さんは思考がとても柔軟で、エネルギッシュです。
一緒に話をさせてもらっていると、こちらの考え方がどんどん
自由になってきて、それまで自分がいかに自分自身の狭い枠の中で
物を考えていたのか、ということを自然に気付かせてくれます。
そして彼はとても人懐っこくて、ボランティア活動にも献身的です。
今となっては、僕自身もボランティア活動が大好きな人間ですが、
お恥ずかしい話、僕は有本さんと出会うまでは、
「自分がボランティア活動なんて絶対するもんか」
と思っていました。
しかし彼は、ボランティア活動とはどういうものか?ということを、
無言で、ご自身の態度で示して教えてくださいました。
もっとも彼は、決して僕にそれを教えようとしていたわけではないと思いますが(笑)。
有本さんは写真を撮るのが好きで、とても上手なのですが、
非常に愛情に溢れた、彼の人間性をよく表している作品(↓)を
ご紹介します。
(画像をクリックすると、拡大できます)
[Title] Family
photographed by Tadao Arimoto
もしよかったら、ぜひ一度彼のサイトを覗いてみてください。
もちろん全文英語ですが、彼が作った家具作品の数々や
美しい写真(日本で撮った写真も)を観ることができます。
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