投稿者「mokuzo_architect」のアーカイブ

丹後の古民家再生物件

音ステージ


 


 


 


 


 



上の写真は、一昨年の暮れから昨年の春にかけて京都府北部の与謝郡で工事を行った民家再生物件です。

もともとは着物問屋さんの『自宅+機織工場』だったものを改修して、
『喫茶+カラオケホール+ビリヤード』などの多目的商業施設にしたものです。

とっくに竣工していたのですが、竣工した後の写真を撮り忘れており、今回丹後へ行った折に寄ってオーナーの許可を頂き、写真を撮らせてもらってきました。



木が大好きなオーナーのご意向で、室内には
「これでもか」
というほどふんだんに木が使われており、お客様にもなかなか好評のようです。

近日中にホームページにこの物件の紹介ページを新設する予定ですが、取り急ぎ今日は外観写真のみご紹介します。

(株)木造建築東風のサイトはこちら
世界に、300年先も美しい風景を

2009/2/4(立春)より事務所名を改称します

正式には、うちの事務所は今日(1/5)から本年の業務が始まります。
(と言いつつ、実は1/3にクライアント・Kさんとの今年初めての打合せを済ませてしまったのですが)

改めて、みなさま本年もどうぞよろしくお願いいたします。



僕からの年賀状がお手元に届いている方(※)はすでにご存知かもしれませんが、来月2/4より当方の事務所名を下記の通り改称させていただくことになりましたのでお知らせ致します。
※12/31に投函したので、今日届く方も多いと思います



        【現在の名称】 サトウ都市環境デザイン
                     ↓
        【新しい名称】 木造建築 東風
               
 (もくぞうけんちく こち)





東風(こち)とは・・・東から吹く風、春風などの意味。
            こちかぜ・あい・あいのかぜとも読む。
            古くから春の季語として用いられ。
            万葉集に詠まれた菅原道真の歌(↓)にも出てきます
            『東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花
                        あるじなしとて 春を忘るな』

【なぜ東風(こち)にしたのか?】

1. 日本は地球の極東地域に位置しています。
  <東から吹く風>という文字通りの意味になぞらえて、
  日本の伝統と文化を大切にした木の建築を発信していく
  という意味をこめています。

2. 春風・東から吹く風のイメージになぞらえて、あたらしいものや
  幸せなもの・心地よいものをみなさまにお届けしたい

3. 東・風という字はともに五行思想でいう【木】の分類に属しています。
  木造専門の建築家の事務所名としてはぴったり(?)



実は、数年前より名称を変更したいと思っていたのですが、なかなかいい名前が思いつかず、延び延びになっていました。

昨年末にスタッフと何度も相談して検討し、2ヶ月かけて考えたものをさらに何人かの方に見ていただいた上で決定しました。
(ご協力頂いたみなさま、その節はどうもありがとうございました)



春にとてもゆかりの深い名前であるということもあって、立春(2009/02/04)に合わせて名称を変更することにしました。

よって、2009/2/3までは現名称のサトウ都市環境デザインのままで通しますが、2009/2/4からは木造建築 東風と改称させていただきます。

みなさま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。




 あなたはどちらが好きですか?
30年後に「そろそろ建て替えようか・・・」と言われる家と 
「200年前のおじいちゃんが建てたの」と2209年に言ってもらえる家

春に向けて

昨年の秋から、ほぼ毎日続けていることがあります。

それは、早朝の散歩。
日の出直後あたりの6:30~7:00ぐらいの時間帯に、瑞ヶ池(ずがいけ)という池のまわりの公園を1週してくるのです。

一周してもたかだか1.6kmですし、しかも歩いているので、正直運動にはなりません。
昨年は同じコースを2週走ったりしていた時期もありましたが、今はただ単に歩いています。



目的は、頭の整理です。

家の中でパソコンに向かっていたり、資料や図面・本などとにらめっこをしていると、どうしても思考が偏りがちになります。

朝の光や大きな空を眺めながら歩いていると、そんな偏った思考を一旦開放することができて、大局的にいろんな物事を捉えられるようになる気がします。

おかげで判断を誤ったりすることも少なくなるようになっているでしょうし、閉塞感を感じることもなくなりました。

脳科学者の茂木健一郎さんが番組の中でおっしゃっていましたが、歩くとか寝るという動作の間には、記憶の整理が行われるそうです。
事実、歩いている最中にいろんなことがひらめいたりすることは多いです。
(↑だから僕は続けているんですが、あなたにもお勧めします)



今、どのメディアも一生懸命
「未曾有の不景気だ」
「これからどうなる」
というようなことばかり叫んでいますが、あんな情報ばかりに囲まれていては頭がおかしくなります。

閉塞感を助長されるような気もして、元々ほとんどテレビを見ない僕は、よりいっそうテレビを見たくなくなりました(笑)。



と、話がすっかり脱線してしまいましたが、今朝もまた散歩に行ってきました。

この池の周りの公園は、池の外周に沿ってジョギングコースのように整備された並木道の形をしています。
大きな広場のある公園というような雰囲気ではないので、まさに散歩にはうってつけ。
毎朝散歩している人もたくさんいらっしゃいます。

そしてここにはたくさんの桜の木が植えられています。

桜の木は昨年の秋、他の木よりも早く一番先に葉を落としていました。
そして当然ながら、今は幹と枝だけの丸裸の状態です。



今朝、ふとその桜の木に近寄ってみると(←なぜそうしたのかは自分でも良くわかりませんが)、桜の枝の先には小さなつぼみがびっしりとついていました。

それに気付いてからほかの桜の木も同じように見ていったのですが、どの桜の木もおなじようにびっしりとたくさんのつぼみをつけています。

あの様子だと、1ヶ月くらい前にはもうすでにその準備に入っていたのでしょう。



昨年、ある薪ストーブ屋さんから
「広葉樹は秋に葉を落として、冬になると一旦仮死状態になってしまいます」
と聞きました。

そのときは、
「ふ~ん、そうなんだ」
というくらいにしか思っていなかったのですが、これは仮死状態なんかではないですね。
一生懸命生きています。

花開くのは3ヵ月後だという厳冬期に、桜は一生懸命春の準備をしています。
それも、誰にも気付かれないようなゆっくりした動きで。

いつもながら、自然にはおしえてもらうことばかりです。





あなたはどちらが好きですか?
 30年後に「そろそろ建て替えようか・・・」と言われる家と 
「200年前のおじいちゃんが建てたの」と2209年に言ってもらえる家

本年もどうぞよろしくお願いいたします

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。



旧年中はいろんなことに助けられた年でした。

当時はそんなこと思わなかったのですが、今振り返ってみると
「ようそんなことしとったなぁ」
と冷や汗ものの出来事がたくさんあって、なにか大きなものに守って頂いたような気がしています。

クライアントの皆様、取引先の皆様、古くからの友人、優秀なスタッフ、親戚や家族。
みんなのおかげで今日の僕があるんですね。
本当に感謝しております。



今年の年始は帰省せずに、自宅でのんびりペースで仕事をしたりしています。

あまりのんびりし過ぎると予定のことが終わらなさそうでちょっとあせり始めていますが、この休暇中には以前読んだ本を2-3冊読み返したいと思っています。

今日から読み始めたのが、江戸時代に大変な財政難に苦しんだ米沢藩を立て直した上杉鷹山の話です。
他にも読み返したい古典があるんですが、さてどこまで読めるかな。



自分自身、今年大事にしたいと思っていることは【姿勢】です。

猫背を直したい・・・ということも無くはないのですが、全ての物事に対する自分自身の姿勢・受け止め方・見据える先というものがブレないように、5年後・10年後・30年後を見ながら1日1日を着実に歩みたいと思っています。

みなさま、スタッフともども本年もどうぞよろしくお願いいたします。




 あなたはどちらが好きですか?
 30年後に「そろそろ建て替えようか・・・」と言われる家と 
「200年前のおじいちゃんが建てたの」と2209年に言ってもらえる家

みなさま、お歳暮ありがとうございます!

今年もいよいよ押し迫ってまいりました。
残すところ、今日を含めてあと2日ですね。

みなさまいかがお過ごしでしょうか?



今年もまた、たくさんのみなさまからお歳暮を頂戴しました。
(送って下さったみなさん、ありがとうございます!)

頂いた時系列ごとに挙げていくと

ワイン
焼き菓子(洋)
ビール
ハムとソーセージの詰め合わせ
スーパージューシー&レアな愛媛県産みかん
コーヒー
プリンと焼き菓子
塩としょうゆの詰め合わせ
辛子明太子
カレンダー

と、こんなにたくさん頂いたのです。
スタッフにもおすそ分けして、みんなでありがたく頂きました。



と、さすがにもうお歳暮は届かないだろうと思っていたら、
昨晩クライアントの i さんから電話が・・・。

「もしや」

と思ったら案の定、手作りベーコンと手作りスモークサーモンをわざわざ届けてくださいました。

 i さんは毎年年末になると、ご自身でスモークされたハムなどを届けてくださいます。
しかし自分でスモークしてるところがすごいですよね。
いかにも i さんらしいですが(笑)。



昨晩、早速頂きました。
こちら( ↓ )がそのお手製ベーコン&スモークサーモンです


スモークサーモンとベーコン


 


 


 


 



 i さんが
「ベーコンは生でも食べられますが、もし塩辛かったらパスタなどに入れてみてください」
とおっしゃっていましたので、もちろん生で頂きました。

どっちもメチャメチャ旨かったです!
 i さん、ありがとうございました。

いやぁ、クライアントの方からお歳暮を頂けるなんてメチャメチャ恐縮しますが、こんな僕は幸せすぎますね。
今年は i さんも含めて3組のクライアントの方からお歳暮を頂きました。

みなさま、お気遣い本当に嬉しく感じております。
感謝、感謝。



今年の年末年始は、実家へ帰省せずに事務所でコツコツいろんな仕込みをする予定です。
ホームページも、実は少しずついろんなところに手を加えていっています。

1月の中旬から後半にかけて、2週間くらい出張などでず~っと出ずっぱりになりそうなので、今から準備をしておかないといけませんしね。

ブログも毎日アップする予定なのでどうぞお楽しみに。

自信を持ってご紹介します

民家関連のボランティア活動の仲間で、和歌山市内で工務店を経営されている東(あずま)さんのホームページが新しくなっていました。
(東さん、「出来たでぇ~」って言って下さいよ)

東さんとは7年来のお付き合いをさせていただいておりますが、フットワークの良さと気立ての良さ、そして底抜けに明るい性格にいつも助けられています。

和歌山方面でなかなか現場が無いので、これまでに仕事上のお付き合いは1回だけなのですが、ボランティア活動を一緒にやっているほか、好意でうちの新月伐採材を預かってくださったり、一緒に静岡県の水窪町まで天竜杉を観に行ったりもしています。



東さんも木が大好きな方で、木のことをよくご存知です。

以前は原木買いをされていたとのことで、東さんから教えていただいたこともたくさんあります。
現場が根っから好きな方で、パソコンなどは超苦手なのでブログの更新は滞っていますが(笑)、その人柄に僕は絶大な信頼を置いている、大切な友人の一人です。

→ 東建設工業の新しいホームページはこちら



今回の新しいサイトのWEBデザインを手がけたのは、同じ民家協会の仲間で、神戸でホームページ製作を請け負っている Tatamize-web (タタミゼウェブ)の伊東さんです。

この人(←伊東さん)がいなかったら、今年の11月に奈良で行われた民家フォーラムはどうなっていたかわかりません。
最大の功労者の一人です。

お二人ともとても気さくな方です。
当方のブログ・ホームページのリンク先に加えておきますので、みなさまどうぞよろしくお願いします。

園舎の調査をしてきました

水・木の2日間、京都市内のある幼稚園に行き、木造園舎の調査をさせて頂きました。

7年前にも、ちょうど今の時期にお邪魔して概要を調査させて頂いたのですが、まだ調べ残したところが多々あったので、データを補完するために今回園長先生にお願いして、再調査させていただきました。

幼稚園内にはいくつかの建物があって、増築を何度も何度も重ねてきています。
( ↑ これはおそらく、どの幼稚園さんも同じでしょうね・・・)



次の改修はかなり大規模になるので、周到かつ綿密な準備が必要です。

安全面、運営面など課題は多く、大変難しい工事になることが予想されますが、今回の調査でいろんな課題を自分自身も把握できたので、年明けにデータを整理して現状を一度園長先生にご報告するつもりです。



今回お伺いした際に、園長先生から雨水再利用についてのご質問を受けたので、僕自身あまり詳しくは無かったのですがちょっと調べてみました。

自治体によって補助金制度があったりすることなど新たな発見があったので、いろんな情報を整理した上で、僕が発行しているメールマガジン・【最低目標200年!古民家にならうこれからの家作り】 で採り上げて読者の皆さんに情報提供しようと思っています。

次回の発行は12/29(月)の予定です。

興味のある方は、上記リンク先ページにてこの週末にご購読申し込みをして頂ければ、月曜日にメールマガジンをお届けします。
どうぞお楽しみに。

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世界に、300年先も美しい風景を

設計図通りなんだけど、施工監理が・・・。

みなさま、クリスマスはどのようにお過ごしになられたでしょうか?
僕は今年、久しぶり(約30年ぶり)に、自分でケーキを作ってみました。

子供のときは「料理が生きがい」という母親に言われて、よくケーキやパン、おせち料理の手伝いをしていましたので、作ることに対する抵抗は全くありません。

でも、気付いてみれば30年も経っていたのですね~。



事の次第はこんな感じ(↓)です。

1ヶ月ほど前に今年のクリスマスケーキの話が家族内で持ち上がったときに、家内と息子(6歳)がどのケーキを買うか?というような話をしているわけです。

そこでちょっと思いついた僕は、息子に尋ねてみました。

「丸々1個のケーキを買ってくるか、それとも家で同じ大きさのケーキを2個作るか、お前はどっちがいい?」

と。



さぁ、うちの息子はどう出てくるかな?と興味シンシンで返事を待ってみると、

「2個!」

と言いました。
やはり、子供は【質より量】です(笑)。

ということから、今年は父と子でケーキを作るぞとなったわけです。



で、23日の午後に作ってみました。

作り始めたときは息子に材料の分量を計らせたりして参加させていたのですが、そこに息子の友達から1本の電話が・・・。

「今から遊ばへん?」
「行く行く~♪」

ということで、作り始めて5分後にさっさと息子は出かけていってしまいまして、結局ほとんど父親一人で作ることになったわけです(苦笑)。

で、できあがったケーキがこれ(↓)です。

 

Christmas cake

 

 

 

 

 

 

 

 

 


さすがにイチゴと中央のサンタクロースは購入してきたものですが、それ以外は全て作りました。
デコレーションも含めて完全自作です。



ここで察しの良い方はお気づきでしょう。
「あれ、1個しかないやん」
と。

そうなんです。
材料はちゃんと2個分用意したんですが、1個になってしまいました(泣)。



実はスポンジを焼いたところ予定の半分の高さまでしか膨らまず、2個分のスポンジの生地が結局1個分のボリュームになってしまったのです。

材料の分量はきっちり量りました。

それはもうすごい正確さで、小さいころ母親から
「料理の分量は多少間違えても大丈夫だけど、お菓子は絶対正確でないとだめ」
と叩き込まれていたためです。

で、料理本片手に孤軍奮闘したのですが、スポンジを焼いてみると膨らまない・・・。
で、仕方なく2個分の材料を突っ込んで作ったスポンジを2つ重ねて、ようやく1個分のケーキになってしまったというわけです。



結局原因は材料の分量ではなく、スポンジの生地の泡立て具合(泡立てが足りなくてもだめ、泡立てすぎてもだめ)と、生地を練ってから焼くまでのタイミングなど、いわば本には書ききれない【勘所】がまずかったようです。



ここで僕は悟りました。

やはりいくら設計図書(料理本)通りに作っても、結局現場で施工監理(手順やタイミング・説明できない勘所)がきっちりできていないと、ちゃんとしたものができないんだと・・・。

いやぁ、ホンマにいい勉強になりました。

木造なんて、ほんまに現場監理が命みたいなもんですからね。
これができないとメチャメチャになります。



材料は分量どおりに守っていたので、味はまぁまぁいけましたよ。
問題はスポンジが固かったことだけです。
まるでパウンドケーキのようなスポンジでした(笑)。

 

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高台寺に行ってきました。その2

12/19投稿の続きです。

京都市東山区にある高台寺の塔頭・圓徳院は、秀吉の妻・ねねの終焉の地だそうですが、ここの北庭は伏見城北政所化粧御殿の前庭を移したものだそうです。

たくさんの立石を配置した庭はとてもエネルギッシュな趣きで、桃山時代の世相を反映しているように感じました。

圓徳院北庭


 


 


 


この庭を見ていて思い出したのが、昭和の庭師 故・重森三玲氏のことです。



重森氏は生前、500以上の日本庭園を実測してまわったそうです。

日本庭園といえば、現在は茶庭の露地のようなおとなしい庭を想像される方が多いと思いますが、実は日本庭園の歴史を紐解いていくと、あのようなおとなしい庭の歴史はむしろ浅くて400年くらい前になって初めて作られたものなのだ、というお話を重森三玲お孫さん・重森千青さんから伺ったことがあります。



重森氏の庭というと、アクオスのCMで数年前に使われた映像のように、石を立てて使われるエネルギッシュな庭を連想します。
しかしあのような手法は独創したものではなく、むしろ日本の昔からの伝統的な手法に倣ったものなのだそうです。

千利休によって茶の湯が興された後は、石を寝かせて使うようなどちらかというとおとなしい庭が一般的となっていますが、それ以前の室町時代などの庭園はもっと大胆で強い印象を抱かせるものだったのでしょう。



話は変わって、この日に京都の街中を歩いていたときに見つけたのが、この銭湯。
錦湯という銭湯ですが、木造3階建ての建物が繁華街のど真ん中(大丸百貨店京都店のすぐ裏あたり)に残っていてまだバリバリ現役のようです。


錦湯


 


 


 


 


 


 



京都市内は本当に銭湯が多くて、船岡温泉なども銭湯としてはかなり味わいがあります。
この錦湯に一度行ってみたいなぁ。

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最初はちょっとためらいますが・・・

僕は今年の1月から、毎月3回茶道の稽古に行っています。

今年最後の稽古が木曜日にあったのですが、その時に先生が出してくださったお菓子にビックリ!
なんとメープル黒豆というお菓子なのです。



先生によると、

「芦屋のナチュラルローソンで売っててね、食べてみるとこれが意外に美味しいのよ」

と言われ、ちょっと緊張しながら食べてみると・・・いけます!
っていうか、これはかなりウマイ!



個人的には黒豆もメープルシロップも元々大好物なのですが、

  黒豆 ⇔ 正月・おせち/和
  メープルシロップ ⇔ トースト・ホットケーキ/洋

という、あまりにかけ離れたイメージが僕の頭の中で凝り固まっていたので、食べる前に構えてしまったのでしょう。
しかし、一旦食べ始めると、うまいうまい ♪

どこでも売っているものかどうか良くわかりませんが、もし見かけたら一度お試しあれ。


メープル黒豆 


 


 


 


 


 


 



来年1月からは、うちの事務所のスタッフも全員茶道の稽古を始めます。
目的は、茶室をちゃんとつくれる建築家を育てるためです。



ちなみにうちの茶道の先生の名誉のために言っておくと(笑)、茶道の稽古の時に毎回このようなポップなお菓子が出るわけではありません。

いつもはもちろん、主菓子(おもがし:生の和菓子のこと)と干菓子の組合せが多いです。
今回も主菓子は普通の生菓子を出してくださいました。

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