投稿者「mokuzo」のアーカイブ

奈良県桜井市にて製材/奈良県石場建て伝統構法、天然乾燥、和風、リノベーション

2018年6月29日。
奈良県桜井市の森口製材所さんに今年の杉の製材をお願いしました。

6月上旬から少しずつ、杉の3m・柱材などを挽いてもらっていたのですが、
この日は少し大きい木や、長い木を挽いてもらいました。

最初は大黒柱用の杉、2本。
木造建築東風では、大黒柱を7~7.5m材で採ります。

東風では原則として、大黒柱は屋根のてっぺんにある
棟木(むなぎ)の直下に配置します。

一般的に流通している大黒柱用材は、長さ6mが多いと思うのですが、
東風では基本的に根石(または基礎)から棟木まで1本の木で届くように
大黒柱を使いたい(そしてそれを丸ごと見せたい)ので、
そうなると一般に流通している6m材では長さが足りなくなります。

7m超の良材を入手するためには、原木市場では選べる品数が少なすぎるし
価格も跳ね上がります。
東風では林業家に直接原木を発注している理由の一つは、こういう事情もあるのです。

seizai0629_01

seizai0629_02

7mの大黒柱2本に、割れ止めの背割りを入れる作業をしてもらっているところ。
今回の木は樹齢100年くらい。
産地は大阪府と奈良県の県境にある金剛山(こんごうさん)です。

100年かけて、根元の直径が40~50㎝くらい。
つまり1年あたりの平均年輪幅が4~5mmくらいしか育たないので、
山の中では割と細い木です。
だから赤身はあまり大きくありません。

そのかわりに、年輪は詰まっていて、とても引き締まった美しい表情をしている。
東風ではそういう木だけを選んで発注しています。

下の木も同じ山から出てきた杉の木です。
これらは大黒柱ではなく、長い化粧用の厚板を採るための製材をしてもらいました。
とても美しい木目が出て、満足しています。

seizai0629_03

seizai0629_05

今回挽いた木は、これから最低2年程度寝かせて、ゆっくり乾かします。
どんな家に、そしてどんな部位に使われるのか、今から楽しみです。

(株)木造建築東風のサイトはこちら
世界に、300年先も美しい風景を

石場建て伝統構法(工法)の建て方、ドローン撮影/和風建築、新築、天然乾燥

2017年5月に行った、石場建て伝統構法住宅の【建て方作業】
の様子をまとめた動画を作って頂いたので、お披露目させて頂きます。

【建て方作業】とは、柱や梁(はり)など建物の骨組みとなる
構造材を、現場へ搬入し組み立てる作業のことを言います。
木造住宅を建てる中では、最もダイナミックで緊張感のある
工程の一つです。

大工さんなど木造住宅にかかわりの深い方々はよくご存じでしょうが、
一般の方にも【建て方作業】がどのようなものなのかをお伝えしたく、
今回、動画の撮影・製作をお願いしました。

動画の撮影をプロの方にお願いしたのは今回が初めてだったのですが、
空中からの撮影にはドローンを使って頂いています。

棟梁を務めたのは、東風でいつも頑張ってくれている39歳の和田浩くんです。

熟練の職人から若い職人まで、東風の大工と親しい大工さんにも
ご協力頂いて、総出で手刻みした後の建て方の様子です。

下記リンクから動画を閲覧できますので、ご興味のある方は観て下さい。
※音楽が流れるので、閲覧の際は音量などに気を付けて下さい。
ヘッドフォンやイヤホンを使って視聴された方が、よりお楽しみ頂けると思います。

(株)木造建築東風のサイトはこちら
世界に、300年先も美しい風景を

木造建築東風では大工募集中/古民家再生、リノベーション、伝統構法(工法)

木造建築 東風(こち)では、現在、大工さんを募集しています。

ご興味がある方は、下記案内文をご一読の上、ご連絡頂ければありがたく思います。
(連絡方法は最下段に書いておきます)

1.現在、東風の仕事を毎日手掛けてくれている大工さんは、合計6名です。
(写真左下に、一人だけ大工さんではない人
=私が写っていますが・・・)

cochi_carpenters

2.東風で手掛けているのは、個人の注文住宅がほぼ100%です。
物件は全て木造建築です。
RC造やS造はお引き受けしていません。

今年と来年は石場建ての新築住宅か
古民家の再生工事がほとんどです。
構造材の緊結に金物を使わない家づくりがしたい方、
ご連絡をお待ちしています。

3.ゼネコン・ハウスメーカーの下請け工事はお受けしていません。
ほぼ100%元請け工事です
お客様の顔やお人柄を直接ひしひしと感じながら仕事ができます。

4.雇用形態は手間請負ではなく、常傭です。

5.1人前にできる人/見習いの人
  力量の応じて給与(手間)が変わりますが、どちらでも構いません。

6.常に無垢材を扱う大工仕事です。
新建材や合板などは、ほとんど扱いません。

7.できるだけ長~くお付き合いできる方を探しています。

8.工場は奈良県吉野町にあります。
事務所は奈良県御所市東名柄にあります。
今年と来年の現場は、奈良、大阪、兵庫です

9.これまでに手掛けた仕事はホームページを見て下さい。
新築物件
http://www.mokuzo-architect.jp/works.html

リフォーム・古民家再生物件
http://mokuzo-renovation.com/works.html

一度話を聞いてみたい、と思われた方は、以下の方法でご連絡ください。

電話 0745-66-2645
(留守のこともあります)
FAX 0745-66-2646
メール info@mokuzo-architect.jp
FB のメッセンジャー、コメントなど

どうぞよろしくお願いいたします。
木造建築 東風(こち) 佐藤仁

追伸 設計・監督スタッフも募集中です!

詳しくはこちらをご覧ください(↓)
http://www.mokuzo-architect.jp/dentokohoblog/archives/680

(株)木造建築東風のサイトはこちら
世界に、300年先も美しい風景を

設計・現場監督スタッフ 再募集中/奈良、石場建て伝統構法、和風、古民家

私ども木造建築 東風(こち)では、設計・現場監督業務
に当たって下さる方を採用したいと思っています。
すぐ(3ヶ月以内)に勤務できる方を探しています。

2016年にも同じ内容でスタッフ募集をさせて頂きましたが
その時は1名採用となりました。
とてもよいご縁があったと感謝しております。
(今もそのスタッフは勤務してくれていますよ)
今回さらにもう1名、増員のためのスタッフ募集をしたいと思っています。

 

木造建築 東風(こち)のホームページはこちら(↓)です。

東風の伝統構法サイト

東風の古民家再生サイト

 

 

お客様のためにも、勤務する本人のためにも
東風のスタイルに合う(近い)方を採用したい
と考えているため、以下にいろんな事柄について
細かく書き出してみました。

文量が多いので圧倒されてしまうかもしれませんが
とても大切なことなので、興味がある方には
きちんと最後まで読んで頂きたいと強く思っています。

東風では学歴・性別よりも、個人の特性・適性・職能
を重要視します。

 

 

【 必須条件 】

以下、1~8の項目は全て必須です。
これらに当てはまらないものがある方は
東風のスタイルと合わないと思うので、
お互いのために応募しないでください。

1. 木と木造建築が好きな人
2. 建築の基本的な製図方法を習得している人
(具体的な木造の設計手法・知識については教えます)
3. 建築現場へ毎日行くのが苦にならない人
4. 作家タイプではなく協働タイプの人
作家タイプ・・・1人だけで全てつくりあげたい人
協働タイプ・・・複数の人数で協力し合って一つの
ものをつくりあげることができる人
5. きちんとあいさつができる人
6. 自動車の普通免許を持っている人
7. 奈良県御所市の事務所に通える人
8. 感謝できる人

 

 

【 優遇条件 】
以下、9~11の項目は必須ではありませんので
当てはまらなくても心配ありません。

ただ、複数人の方々から応募があった場合、
これらの条件に当てはまる方がいらしたら
その方を優先的に採用したいと考えています。

9.  現場監督の経験がある人
10. 人と関わることが苦にならない人
11. 住宅の設計打合せが苦にならない女性

 

 

【 東風の社風に合いそうな人 】
以下、12~16の項目は、東風のスタイルや
東風に依頼して下さるお客様方の傾向に
近いと思われる内容を参考までに書き出して
みたものです。

「東風ってどんな事務所なんだろう・・・」
という方向性が少し伝わればいいな、
と思って書いてみました。
参考にしてみてください。

12. 原木に興味がある人
13. 工芸・美術・茶道などが好きな人、関心がある人。
古いもの(建築・陶芸・書画・美術など)が好きな人
14. 絵を描くのが好きな人。写真を撮るのが好きな人。
またはこれらが嫌いではない人
15. 自分のためではなく、他人のために自分の職能を
発揮することに喜びを感じられる人
16. 理科・数学・国語が好きな人。
または好きとは言えないが得意な人

 

 

以下は、勤務に際しての具体的な諸条件です。

【 待遇等 】

年齢・性別
・年齢は20-30代の方を優先します。
業務がこなせれば性別は問いません。

現在の体制
・現在、東風で勤務しているスタッフ人数は以下の通りです
設計・監督スタッフ・・・4名(男性3名、女性1名)
大工さん    ・・・6名(男性6名)

事務所
・奈良県御所市東名柄にある、築108年の古民家を再生した建物です。
詳しくはこちら

給与
・給与は各自の実力に応じて決めます。3ヶ月間試用期間有り
・夏季賞与、年末賞与は各1ヶ月分ずつ支給。

各種手当て等
・通勤のための交通費は全額支給します。
・業務に要する移動費・交通費等は全て支給します
・残業手当は支給しませんが、残業を強いることはしません。
・住宅手当は支給しません

休日・勤務時間等
・日曜日・祝日 ※打合せ等があり出勤した場合は代休取得可
・事務所勤務の場合/始業 08:30 終業 17:30 昼食等休憩時間含む
・現場勤務の場合 /始業 08:00 終業 17:30 昼食等休憩時間含む

業務に関すること
・現場はほとんどが奈良県・兵庫県・大阪府・京都府下で、
業務中、車(乗用車・トラック)で移動することが多いです。
・業務ではパソコンを使います。よく使うソフトは
word、excel、メールソフト、Vectorworks(CAD)です
・業務中の服装/私服か作業服
・木造建築以外の設計依頼は断っていますので、
RC造・S造の建物の設計・施工は行いません
・決してきれいな仕事ではありません。
現場で泥だらけになることや、力仕事も多くあります
・東風では個人住宅の設計・施工業務がほとんどです。
新築・リフォーム・古民家再生工事を手がけています
・手がける物件のうち、約7割が自社設計&施工物件で、
残り3割が設計・監理のみを行う物件(他社施工)です
・現場監督業務は建物の設計を行う上で必須の経験だと
考えているので、現場へ行きたくない方は採用できない
かもしれません。詳しくは面接時にお話しします

 

 

以上です。

東風で働いてみたい、面接を受けてみたいと思われた方は、
以下のお問合せフォーム、または電話にてご連絡下さい。

→ お問合せフォーム

電話:0745-66-2645

スタッフ一同、良い方が来てくれることを心から願っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

木造建築 東風 代表 佐藤仁

(株)木造建築東風のサイトはこちら
世界に、300年先も美しい風景を

石場建て新築工事・荒壁が乾きサッシを据付中/木造和風建築、奈良県葛城市

奈良県で工事中の、石場建て伝統構法新築住宅・H様邸。

夏前に塗り付けた土壁が乾いたので、サッシを取り付けています。
構造材に巻いていた養生紙も順次めくっていって、木材の表情も見えてきました。

nara_1015_04

屋根には、ゆるくむくりをつけています。

nara_1015_011

リビング吹き抜けの梁。
あまり重層させずに、あっさりした木組みにしています。

nara_1015_06

nara_1015_05

通し柱を貫通する、胴差の長ホゾ+鼻栓

年内には内部の造作工事を一区切りつけて、中塗りまで仕上げます。
そこから3か月寝かせて壁を乾燥させ、最終の仕上げを行う予定です。

(株)木造建築東風のサイトはこちら
世界に、300年先も美しい風景を

静岡の山に入る/旬切り、伐採、天然乾燥、伝統構法(工法)、石場建て

2016/9/29(木)に静岡へ行ってきました。

静岡へは急用ができてしまって行ったのですが、
せっかく行くので無理を承知で
「今年伐る予定の杉の山に入りたい!」
と林業家にお願いすると、快諾してくれました。

大変暑い日で、しかも山に入る時間帯からずっと雨が降る
予報だったのですが、奇跡的に天候が持ってくれて、
下山するまでの3時間あまり、まったく雨に降られずに済みました。

今年の晩秋に杉を伐ってもらうのは、静岡市葵区梅ヶ島(うめがしま)
というところです。

標高は約600~650mくらい、西北向きの斜面で、樹齢はおよそ80年。
柱用の杉材を200本くらいお願いする予定です。

車を降りてから、かなり登る(歩く)と聞いていたので、覚悟して山に入りました。

一度谷へ降りて川を渡り、そこから尾根を1つ越えて、さらに上へ登ります。
道中は最初のうちはずっと桧や杉の人工林でした。

sawagurumi09

sawagurumi07

ちょっと休憩した時、杉の木の幹に、小さな小さなキノコが寄生しているのを発見!

sawagurumi08

1時間半ほど歩き続けて、ようやく伐採予定地へ到着。

全身汗だくになりましたが、幸い山蛭(やまひる)にかまれることもなく
たどりつけました。

杉の人工林は思ったよりも小さな範囲で、どうやら記録が間違っていた
のか、杉よりもヒノキがずっと多い林でした。

しかしその杉林を斜面に沿って横へ抜けると、筋状に広葉樹林がありました。

下の写真は、人工林と広葉樹林の境目です。

写真左半分は人間が針葉樹を育てるために木を植えた人工林。
右半分は人の手が入っていない広葉樹林です。
植生の様相が全く違うのがお分かりになって頂けると思います。

sawagurumi06

広葉樹林は見ていてもとても楽しいです。

高齢になって枯れてしまった木が倒れて、地表面で朽ちていく様や
その後に芽生えた若木がすぐ隣で大きく枝を張っていく様が同時に見られます。

生と死が同時に存在していて、
木の枝ぶりも針葉樹のようにまっすぐ画一的ではなく、ぐにゃぐにゃ曲がっているので、
生命力を強く感じます。

sawagurumi00

sawagurumi05

広葉樹林を少し登ると、とても美しい二股株立ちの木に出会いました。

サワグルミの木だそうです。

sawagurumi01

sawagurumi02

sawagurumi03

sawagurumi04

もしこの木も伐るのなら、ぜひ譲ってほしいとお願いしましたが、

帰ってきて調べてみると、とても柔らかい木だとのことなので
さてもし伐るのであればどうやって使おうか・・・と考え中。

立ち姿が端正で非常に美しいので、製材せずにこのまま大黒柱にでもしようかな。

サワグルミとの出会いは全く予想外でしたが、とても豊かな気持ちになりました。
今年の伐採が楽しみです。

(株)木造建築東風のサイトはこちら
世界に、300年先も美しい風景を

設計・監督スタッフを募集中/石場建て伝統構法、和風モダン、木造、古民家

私ども木造建築 東風(こち)では、設計・現場監督業務
に当たって下さる方を採用したいと思っています。
すぐ(3ヶ月以内)に勤務できる方を探しています。

 

木造建築 東風(こち)のホームページはこちら(↓)です。

東風の伝統構法サイト

東風の古民家再生サイト

 

 

お客様のためにも、勤務する本人のためにも
東風のスタイルに合う(近い)方を採用したい
と考えているため、以下にいろんな事柄について
細かく書き出してみました。

文量が多いので圧倒されてしまうかもしれませんが
とても大切なことなので、興味がある方には
きちんと最後まで読んで頂きたいと強く思っています。

東風では学歴・性別よりも、個人の特性・適性・職能
を重要視します。

 

 

【 必須条件 】

以下、1~8の項目は全て必須です。
これらに当てはまらないものがある方は
東風のスタイルと合わないと思うので、
お互いのために応募しないでください。

1. 木と木造建築が好きな人
2. 建築の基本的な製図方法を習得している人
(具体的な木造の設計手法・知識については教えます)
3. 建築現場へ毎日行くのが苦にならない人
4. 作家タイプではなく協働タイプの人
作家タイプ・・・1人だけで全てつくりあげたい人
協働タイプ・・・複数の人数で協力し合って一つの
ものをつくりあげることができる人
5. きちんとあいさつができる人
6. 自動車の普通免許を持っている人
7. 奈良県御所市の事務所に通える人
8. 感謝できる人

 

 

【 優遇条件 】
以下、9~11の項目は必須ではありませんので
当てはまらなくても心配ありません。

ただ、複数人の方々から応募があった場合、
これらの条件に当てはまる方がいらしたら
その方を優先的に採用したいと考えています。

9.  現場監督の経験がある人
10. 人と関わることが苦にならない人
11. 住宅の設計打合せが苦にならない女性

 

 

【 東風の社風に合いそうな人 】
以下、12~16の項目は、東風のスタイルや
東風に依頼して下さるお客様方の傾向に
近いと思われる内容を参考までに書き出して
みたものです。

「東風ってどんな事務所なんだろう・・・」
という方向性が少し伝わればいいな、
と思って書いてみました。
参考にしてみてください。

12. 原木に興味がある人
13. 工芸・美術・茶道などが好きな人、関心がある人。
古いもの(建築・陶芸・書画・美術など)が好きな人
14. 絵を描くのが好きな人。写真を撮るのが好きな人。
またはこれらが嫌いではない人
15. 自分のためではなく、他人のために自分の職能を
発揮することに喜びを感じられる人
16. 理科・数学・国語が好きな人。
または好きとは言えないが得意な人

 

 

以下は、勤務に際しての具体的な諸条件です。

【 待遇等 】

年齢・性別
・年齢は20-30代の方を優先します。
業務がこなせれば性別は問いません。

現在の体制
・現在、東風で勤務しているスタッフ人数は以下の通りです
設計・監督スタッフ・・・3名(男性2名、女性1名)
大工さん    ・・・5名(男性5名)

事務所
・2016年4月下旬から、御所市東名柄にある古民家に引っ越します。
築108年の古民家を再生した新事務所です。

給与
・給与は各自の実力に応じて決めます。3ヶ月間試用期間有り
・夏季賞与、年末賞与は各1ヶ月分ずつ支給。

各種手当て等
・通勤のための交通費は全額支給します。
・業務に要する移動費・交通費等は全て支給します
・残業手当は支給しませんが、残業を強いることはしません。
・住宅手当は支給しません

休日・勤務時間等
・日曜日・祝日 ※打合せ等があり出勤した場合は代休取得可
・事務所勤務の場合/始業 08:30 終業 17:30 昼食等休憩時間含む
・現場勤務の場合 /始業 08:00 終業 17:30 昼食等休憩時間含む

業務に関すること
・現場はほとんどが奈良県・兵庫県・大阪府・京都府下で、
業務中、車(乗用車・トラック)で移動することが多いです。
・業務ではパソコンを使います。よく使うソフトは
word、excel、メールソフト、Vectorworks(CAD)です
・業務中の服装/私服か作業服
・木造建築以外の設計依頼は断っていますので、
RC造・S造の建物の設計・施工は行いません
・決してきれいな仕事ではありません。
現場で泥だらけになることや、力仕事も多くあります
・東風では個人住宅の設計・施工業務がほとんどです。
新築・リフォーム・古民家再生工事を手がけています
・手がける物件のうち、約7割が自社設計&施工物件で、
残り3割が設計・監理のみを行う物件(他社施工)です
・現場監督業務は建物の設計を行う上で必須の経験だと
考えているので、現場へ行きたくない方は採用できない
かもしれません。詳しくは面接時にお話しします

 

 

以上です。

東風で働いてみたい、面接を受けてみたいと思われた方は、
以下のお問合せフォーム、または電話にてご連絡下さい。

→ お問合せフォーム

電話:072-775-6780

スタッフ一同、良い方が来てくれることを心から願っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

木造建築 東風 代表 佐藤仁

(株)木造建築東風のサイトはこちら
世界に、300年先も美しい風景を

奈良県葛城市 伝統構法石場建て上棟/新築、天然乾燥材、手刻み、300年住宅

奈良県葛城市で工事中のHさま邸。
先週末に建て方作業を行い、無事上棟しました。

この物件は、伝統構法石場建て住宅です。
建築主のHさまが構造設計家で、ご自身で
構造計算(適合性判定)手続きをされ、
正式な建築確認申請手続きを行いました。

今週前半にはタチ(垂直)の調整・仮固定を行ってから、
垂木を流して屋根仕舞を行っています。

建て方作業中の写真、および屋根仕舞作業中の
写真を撮ってきましたのでアップします。

katsuragi_tatekata01

katsuragi_tatekata02

katsuragi_tatekata03

katsuragi_tatekata04

katsuragi_tatekata05

katsuragi_tatekata06

katsuragi_tatekata07

katsuragi_tatekata08

katsuragi_tatekata09

katsuragi_tatekata10

katsuragi_tatekata11

katsuragi_tatekata12

また順次ご報告しますのでどうぞお楽しみに。

 

(株)木造建築東風のサイトはこちら
世界に、300年先も美しい風景を

奈良県葛城市、石場建て伝統構法の基礎着工/新築、天然乾燥、手刻み、300年住宅

奈良県葛城市で石場建て伝統構法住宅の基礎工事が始まりました。

今回の物件はもちろん建築確認申請手続きを経ていますが、
構造計算および構造適合性判定関連の手続き一切を、
建築主である H さまがご自身でおやりになられました。

H さまは一級建築士であり、構造設計のご専門の方なのです(!)

基礎工事のコンクリート配合設計や、工程管理など、構造の専門家の方から
木造の建物のご依頼を頂くのはすごく光栄ですし、身の引き締まる思いです。

構造適合性判定の手続きも、構造専門の方が手がけられるとこうなるのか・・・
と勉強になることしきり。

下の写真は現場の様子。
表層改良という地盤改良工事が完了し、強度が出るまで7日間養生しているところです。

katsuragi_hyoso

上棟は3月上旬の予定。

また順次ご報告しますのでどうぞお楽しみに。

(株)木造建築東風のサイトはこちら
世界に、300年先も美しい風景を

新年のご挨拶 2016 

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年初の投稿は、清々しい伐採風景をお届けします。

はいそこ! 誰ですか?新年早々
「倒れる」
映像なんて縁起が悪い!と言っている人は!
(言ってない?おかしいなぁ~
確かに聞こえたんだけどなぁ~)

木が自ら倒れたのならそうかもしれませんが
今度は材料として転生し、多くの方々に愛され、
手をかけてもらいながら生命の第2ステージを
迎えるのですから、これは神々しくもめでたい
ことじゃありませんか?

すみません、いろいろ前置きが長いので早く進めと。
お叱りごもっともでございます。

今回ご紹介するのは、2015年12月22日に
大阪府の金剛山の北斜面で伐採した、樹齢
100年超の杉丸太です。

kongosanbassai_201512_01

伐採して下さったのは、いつも東風の木を伐って下さっている、吉野の林業家・福本さん。

kongosanbassai_201512_02

kongosanbassai_201512_03

動画はこちら↓

3月まで葉枯らしして、4月ごろ下界に下りてくる見込みです。
またご報告しますね。
どうぞお楽しみに。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 
 

古民家/石場建て伝統構法 を 高気密・高断熱で暮らしやすく
(株)木造建築 東風のサイトはこちら↓