今朝事務所へ出勤する途中、山がうっすら雪化粧している様子が見えたので写真を撮りに行きました。
個人的にはもうちょっとしっかり積もってくれる方がテンションが上がるのですが、こんなほんの少しの雪でも、やはり雪景色は嬉しいものです。
天気が良くて空気が澄んでいたせいか、吉野方面の山なみもきれいに感じられました。
近くの葛上中学校の桜。
枝先のつぼみがたくさん見えて、春に向けて準備しているんだなと感じました。
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世界に、300年先も美しい風景を
今朝事務所へ出勤する途中、山がうっすら雪化粧している様子が見えたので写真を撮りに行きました。
個人的にはもうちょっとしっかり積もってくれる方がテンションが上がるのですが、こんなほんの少しの雪でも、やはり雪景色は嬉しいものです。
天気が良くて空気が澄んでいたせいか、吉野方面の山なみもきれいに感じられました。
近くの葛上中学校の桜。
枝先のつぼみがたくさん見えて、春に向けて準備しているんだなと感じました。
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あっという間に1か月前の話になってしまいましたが、西宮市内で門の修理工事を行いました。
草庵風の門の控え柱が腐ってしまったので、それを修復する工事です。
こんな感じで風情のある仕上げが施されているのですが、腐りに最も強いと言われている栗の赤身の柱(六角名栗仕上)であっても、悪条件が揃ってしまうとやられてしまう・・・という状態でした。
竣工当初は地中に300mm強の深さまで、掘立(ほったて)の状態で埋め込まれていたのですが、今となっては跡形もありません。
これをどうやって直そうか・・・と、今回は方針を決めるまでにだいぶ迷いました。
控え柱を取り替えて新しい控え柱を着色してしまうのが、ある意味一番簡単な方法なのですが、それでは本質的な解決にならず、また同じことの繰り返しになってしまいます。
時間が経って味わいが出てきた部材を殺さずに、見栄えも損なわず、そして耐久性と強度を上げる方法はないものか・・・と
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東風では現在、設計・現場監督業務を担当して下さる方 1名 を募集しています。
学歴よりも、個人の特性・適正・職能を重視します。
現在の保有資格は問いません。
年齢は35歳までとします。
現在男性スタッフが手薄のため、男性を優先します。
【こんな方に来て頂きたい!】
1.木と木造建築が好きな人
(当社では木造以外の建物は扱いません)
2.当社の理念に違和感を感じない人
→ 当社の理念はこちら
3.建築の基本的な製図方法を習得している人
(建築業従事経験者、または大学・専門学校の建築学科卒)
4.普通免許を取得している人
5.奈良県御所市の当社事務所に通える人
【業務内容】
木造注文住宅の設計・施工業務全般
お客様(建築主)との打合せなども含みます
【待遇】
勤務地【事務所】奈良県御所市名柄
【現場】 奈良県・兵庫県・大阪府・和歌山県・京都府他
日曜日祝日、隔週土曜日休み ※打合わせ等で出勤した場合は代休取得可
勤務時間【事務所】8:30~17:30
社会保険と厚生年金あり
給与は面談の上決定。3ケ月間の試用期間あり
賞与年2回(各1ケ月分)
交通費全額支給
ご応募いただいた方は、書類選考の後で面接を行います。
面接は当社にご来社の上、面談にて行うのが望ましいですが
現居住地が遠方などやむを得ぬ事情がある場合、オンラインで行うことも可能です。
【応募方法】
ご応募の方は、まず一度当社へご連絡ください。
→ tel 0745-66-2645 またはinfo●mokuzo-architect.jp
●→@に書き換えてメールを送って下さい
問い合わせフォームからでも可
履歴書(写真添付・メールアドレス記入)、職務経歴書・志望動機を下記住所まで送付ください。
〒639-2322 奈良県御所市東名柄22-1
株式会社 木造建築 東風 採用担当宛て
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今年の2月に奈良県吉野町で伐採見学会を行いましたが、その山で伐った木が下りてきて、4/22(月)に製材を行いました。
製材をお願いしたのは、ここ数年いつも製材をお願いしている奈良県桜井市の森口製材所さんです。
原木はこんな大きさです。↓
長さは6m~7.5mでした。
太さが実感できるように、靴を一緒に置いて写真を撮ってみました。
樹齢は140年、奈良県吉野町川上村産の杉(いわゆる吉野杉)です。
今回は1番玉が2本、2番玉が2本、合計4本を製材しました。
製材してみる前から当然わかってはいましたが、目が詰んで通直で、と~っても美しい木でした ♪
↓ ↓ ↓
↑ これは1番玉。 長さ7.5mです
こんな感じの目の詰み具合です。
どれだけ美しい木でも、やはり芯の方へ近づけば、節(=枝の跡)が出てきます。
この木はきちんと枝打ちが施されていたようです。
これはもう一本の一番玉の木です
↓ ↓ ↓
今回の原木は、すべて板に挽きました。
用途はすでに決まっているのですが、どんな風に使われるのか?は、また夏ごろにこのブログでお知らせしますね。
どうぞお楽しみに。
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以下ツアーのご案内です。
林業家 福本正文さん(吉野チェーンソーアートスクールの校長先生)は林業家歴30年の超ベテランの方です。
伐採のことはもちろんですが、土のこと、水のこと、風のこと、光のこと、そしてそこに住む動物のことなどを熟知し、山を守り育てています。
それは200年~300年前に植えられた木を今伐採し、300年後に刈り時となる苗木を植えるという通算6世紀分の時間の中で仕事をすることです。
スピードを求められる現代においてとても特殊かもしれませんが、いま私たちに必要なことは未来の環境を想像するのも大切なことかもしれませんね。
今回は吉野の山がブランドになるように先人たちがどのように育ててきたかを聞き、今後の課題などをトークセッションしてみたいと思います。
【開催日】2月23日(土)
【集合場所】
電車の人は12:00に近鉄吉野駅改札前に集合
→ ピックアップして下記 道の駅に行きます
車の人は12:30に道の駅 杉の湯川上 集合
(〒639-3553 奈良県吉野郡川上村迫695)
【参加人数】20名程度
【参加費】¥500
【当日スケジュール】
道の駅から車移動20分
→ 伐採場所まで登山30分
→ 伐採見学1時間
→ 下山30分
→ 道の駅まで移動20分
→ お茶を飲みながら意見交換1時間程度
合計3~4時間程度
主催 (株)木造建築東風
奈良県御所市東名柄22-1
TEL:0745-66-2645
FAX:0745-66-2646
※伐採見学会は終了しました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
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2週間ほど前から、事務所の和室で使う予定の座卓を
東風のベテラン大工・上田さんに作ってもらっています。
材料は安く仕入れたチークです。
本当は国産材を使いたかったのですが、試作用として買ってみた板で
「失敗してもいいや、やってみよう♪」
というノリで始めてみました。
でも、少し変わった感じにしたいなと思っています
上の写真がそのチークの板です。↑
見てもらうと一目瞭然なのですが、この板には朽ちて抜け落ちた穴がいくつかあります。
しかもこの写真には写っていないのですが、過去に一度使われた跡がある古材でした。
これらが”欠点”とみなされるので、価格が安かったのです。
この2枚はもともと1枚の分厚い板でしたが、10㎝の厚みで板幅は70㎝。
あまりに厚すぎ&重すぎて大人の男性2人でも持ち上げられない(=動かせない)
というシロモノだったので、2枚におろして(=製材して)もらったのです。
製材した後の板の厚みは48mmくらいになりました。
いろいろ検討して、こんな向きに2枚を並べて作ってみようと決めました。↑
最終的には四角い形に仕上げるので、その大まかな位置決めをするために
黄色のマスキングテープを貼っています。
で、2枚の板を合わせる加工をするために、まずはケガキという作業をします。↑
少し重ね合わせて、他方の板の縁の形をもう1枚の板に描き写します。
描き写した形に沿って、ジグソーという道具で板を切っていきます
大まかに2枚の形が合うように切れたので、仮に合わせてみたのが下の写真です。
つづく。
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2018年6月29日。
奈良県桜井市の森口製材所さんに今年の杉の製材をお願いしました。
6月上旬から少しずつ、杉の3m・柱材などを挽いてもらっていたのですが、
この日は少し大きい木や、長い木を挽いてもらいました。
最初は大黒柱用の杉、2本。
木造建築東風では、大黒柱を7~7.5m材で採ります。
東風では原則として、大黒柱は屋根のてっぺんにある
棟木(むなぎ)の直下に配置します。
一般的に流通している大黒柱用材は、長さ6mが多いと思うのですが、
東風では基本的に根石(または基礎)から棟木まで1本の木で届くように
大黒柱を使いたい(そしてそれを丸ごと見せたい)ので、
そうなると一般に流通している6m材では長さが足りなくなります。
7m超の良材を入手するためには、原木市場では選べる品数が少なすぎるし
価格も跳ね上がります。
東風では林業家に直接原木を発注している理由の一つは、こういう事情もあるのです。
7mの大黒柱2本に、割れ止めの背割りを入れる作業をしてもらっているところ。
今回の木は樹齢100年くらい。
産地は大阪府と奈良県の県境にある金剛山(こんごうさん)です。
100年かけて、根元の直径が40~50㎝くらい。
つまり1年あたりの平均年輪幅が4~5mmくらいしか育たないので、
山の中では割と細い木です。
だから赤身はあまり大きくありません。
そのかわりに、年輪は詰まっていて、とても引き締まった美しい表情をしている。
東風ではそういう木だけを選んで発注しています。
下の木も同じ山から出てきた杉の木です。
これらは大黒柱ではなく、長い化粧用の厚板を採るための製材をしてもらいました。
とても美しい木目が出て、満足しています。
今回挽いた木は、これから最低2年程度寝かせて、ゆっくり乾かします。
どんな家に、そしてどんな部位に使われるのか、今から楽しみです。
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2017年5月に行った、石場建て伝統構法住宅の【建て方作業】
の様子をまとめた動画を作って頂いたので、お披露目させて頂きます。
【建て方作業】とは、柱や梁(はり)など建物の骨組みとなる
構造材を、現場へ搬入し組み立てる作業のことを言います。
木造住宅を建てる中では、最もダイナミックで緊張感のある
工程の一つです。
大工さんなど木造住宅にかかわりの深い方々はよくご存じでしょうが、
一般の方にも【建て方作業】がどのようなものなのかをお伝えしたく、
今回、動画の撮影・製作をお願いしました。
動画の撮影をプロの方にお願いしたのは今回が初めてだったのですが、
空中からの撮影にはドローンを使って頂いています。
棟梁を務めたのは、東風でいつも頑張ってくれている39歳の和田浩くんです。
熟練の職人から若い職人まで、東風の大工と親しい大工さんにも
ご協力頂いて、総出で手刻みした後の建て方の様子です。
下記リンクから動画を閲覧できますので、ご興味のある方は観て下さい。
※音楽が流れるので、閲覧の際は音量などに気を付けて下さい。
ヘッドフォンやイヤホンを使って視聴された方が、よりお楽しみ頂けると思います。
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木造建築 東風(こち)では、現在、大工さんを募集しています。
ご興味がある方は、下記案内文をご一読の上、ご連絡頂ければありがたく思います。
(連絡方法は最下段に書いておきます)
1.現在、東風の仕事を毎日手掛けてくれている大工さんは、合計6名です。
(写真左下に、一人だけ大工さんではない人
=私が写っていますが・・・)
2.東風で手掛けているのは、個人の注文住宅がほぼ100%です。
物件は全て木造建築です。
RC造やS造はお引き受けしていません。
今年と来年は石場建ての新築住宅か
古民家の再生工事がほとんどです。
構造材の緊結に金物を使わない家づくりがしたい方、
ご連絡をお待ちしています。
3.ゼネコン・ハウスメーカーの下請け工事はお受けしていません。
ほぼ100%元請け工事です
お客様の顔やお人柄を直接ひしひしと感じながら仕事ができます。
4.雇用形態は手間請負ではなく、常傭です。
5.1人前にできる人/見習いの人
力量の応じて給与(手間)が変わりますが、どちらでも構いません。
6.常に無垢材を扱う大工仕事です。
新建材や合板などは、ほとんど扱いません。
7.できるだけ長~くお付き合いできる方を探しています。
8.工場は奈良県吉野町にあります。
事務所は奈良県御所市東名柄にあります。
今年と来年の現場は、奈良、大阪、兵庫です
9.これまでに手掛けた仕事はホームページを見て下さい。
新築物件
http://www.mokuzo-architect.jp/works.html
リフォーム・古民家再生物件
http://mokuzo-renovation.com/works.html
一度話を聞いてみたい、と思われた方は、以下の方法でご連絡ください。
電話 0745-66-2645
(留守のこともあります)
FAX 0745-66-2646
メール info@mokuzo-architect.jp
FB のメッセンジャー、コメントなど
どうぞよろしくお願いいたします。
木造建築 東風(こち) 佐藤仁
追伸 設計・監督スタッフも募集中です!
詳しくはこちらをご覧ください(↓)
http://www.mokuzo-architect.jp/dentokohoblog/archives/680
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