木の香りを活かして、洗剤や石鹸を試作したい

お風呂(浴槽)を掃除しているときに特に思うのですが、市販の「〇〇マジックリン」みたいな洗剤って、かなり強力な薬剤ではないかと不安になります。
(そのため、僕は必要に迫られたときしか使わないのですが……。)

確かに汚れはよく落ちるものの、人工的な香りがついていたり、手で触れて大丈夫なのか、噴霧したときに空気中に漂う成分を吸い込んでも問題ないのか、とても気になります。

いろんなところの掃除や洗浄をするのに、普段僕らはこうした市販の洗剤を使うことが一般化しているのですが、こんなに強い洗剤を使わなければならないのでしょうか?

もっとシンプルな方法、たとえば薪ストーブの灰でこすれば汚れが落ちるとか、そういう昔ながらの方法でもいいのではないか、と考えています。

そんなことを思いながら、ここ数日木の香りについて考えていました。


木には種類ごとに独自の香りがあります。
僕は楢(なら)や黒文字(くろもじ)の香りが特に好きです。
もっと身近にある木で言うと、桧(ひのき)や杉(すぎ)、楠(くすのき)なども、それぞれ個性的な香りを持っています。

先日事務所の裏庭の手入れをした時に、大きく育ってきたユリノキの枝(↓)を間引くために切ったのですが、この木もとてもいい香りがしました。

そこで、これらの木の香りを活かして、何か作れないか調べてみたところ、技術的には可能だとわかったので、今年はワークショップを開催してみたいと考えています。
最終的には、木の香りを活かした製品を試作できるといいな。

本当は廃材でお香がつくれるといいななんて考えているのですが、もう少し手軽に試せるものとして、洗剤や石鹸を作ることを考えています。
ワークショップの企画も進める予定なので、具体的に決まったら改めてお知らせしますね。

まずはエッセンシャルオイルを抽出することになりそうです。
木の種類によって香りがどう変わるのか、実際に試すのが楽しみです。

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