雨の降る中、7/4(金)に奈良県吉野の山へ行ってきました。
今年の1月に伐採し、今まで約半年間葉枯らししている吉野杉を今月中旬に山から搬出するのですが、その選木作業についての打合せを林業家の福本さんとするためです。
今回搬出するのは、60年生くらいのわりと細い木と、120年生の大径木です。
細い木は3.5寸~4寸角の芯持ち柱用材としてつかうもの。
120年生の大径木は、芯去りの柱用材として使うものです。
以下の3枚は、若い方の木が生えている山。
実際に2本ほど玉切りしてもらって、赤身の大きさや末口、年輪の様子などを確認していきます。
下の2枚の写真は、120年生の杉を伐採した場所です。
上の60年生の斜面とは別の場所です。
当日は雨が降っていたので木口の写真が不明瞭なのですが、吉野の中でもこのあたりの木は非常によく手入れがなされていることで地元では有名な地域で、すばらしい目合いの杉です。
この木は今月出材して、7寸巾の少しどっしりとした赤身の門柱として使うのですが、もう今から製材するのが楽しみで楽しみで仕方ありません♪
製材の様子は、またこのブログで報告させて頂きます。
木造建築東風の木材への取組や考え方については
以下のページで詳しく紹介しています
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世界に、300年先も美しい風景を