昨日、西宮市内でお茶会があって出席してきました。
僕がいつも通っている裏千家流茶道の先生の道場で行われた、恒例の春の茶会です。
上の写真は、退席のときに茶席の入口(にじり口)の部分を撮った写真です。
全体の流れは正式な茶会の流れに沿って行われ、懐石・濃茶・薄茶を頂きながら、軸や道具、花やお香など趣向を凝らしたいろんなものを楽しみました。
(特に懐石料理がとっても美味しかったです♪)
また、この茶席は僕が木造の基礎を教わった鈴木工務店が施工したものなので、席に対しても特別感慨深いものがありました。
茶会に出席するのは今回で2回目なのですが、実は昨日、僕も初めて着物を着てみました。
実家の両親に
「おじいちゃんが着ていた着物で今は箪笥の奥に眠っている要らないやつとか無いかなぁ・・・」
と尋ねたところ、おじいさんのものはないけど親父のものがあるということだったので早速送ってもらって袖を通しました。
古い着物だったので袖の長さが短かったのですが、列席者のみなさまによく似合ってますねとお褒めの言葉を頂きました。
でも、着物でお茶を取りに行ったり帰ったりする際ににじっていくと、着物の裾がはだけたり、数時間正座しっぱなしで足が痛かったり・・・。
日本人だというのに、普段はしない伝統的な格好・姿勢にすっかり参ってしまいました。
情けない限りです・・・。
昨日はうちのスタッフも含めて列席者全員が着物を召していて、春爛漫の季節とも相まってとても華やかな茶会でした。
やはり女性の着物姿は美しいですね。
大切にしたい文化だとしみじみ感じました。
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